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2007年7月

2007年7月30日 (月)

ウェブ汚染社会

「ウェブ汚染社会」尾木直樹著(講談社+α新書)

ものすごいタイトルと表紙にひかれ、つい購入してしまった一冊です。テレビでよく拝見する尾木さんが、社会がWebで汚染されているとおっしゃる。ある意味Webで商売している私としては、「これは聞き捨てならない」ということで購入しました。同時に「教育評論家の先生が、急速に変化するWebについて語れるのだろうか?」という疑問もありました。

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2007年7月26日 (木)

こどもはおもしろい

先日臨床心理学者の河合隼雄さんが亡くなられました。河合さんの書かれた学術書は読んだことがありませんが、児童文学や教育に関する本は、よく読みました。どれも平易な文章で書かれていますが、深い教養に裏打ちされた、含蓄のある言葉が胸を打ちます。

今回河合さんの訃報に接し、どの本をご紹介しようかと悩みましたが、教育系の話題で、しかも読みやすい、対談の本を取り上げることにしました。

「こどもはおもしろい」河合隼雄著(講談社プラスアルファ文庫)

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2007年7月19日 (木)

ジャパン・プレゼンテーション

プレゼンテーションと聞くと、みなさんはどんな意味を想像するでしょうか。手元にある辞書で調べてみましたところ・・・

  • 新明解国語辞典(三省堂)1989年版→見出し語無し
  • 大辞林(三省堂)1992年版→[提示の意]広告代理店が、(中略)顧客に対して広告案を提示すること
  • 明鏡国語辞典(大修館書店)2003年→(1)上記と同意(2)集会などで自分の意見や考えを発表すること。

となっています。つまり、プレゼンテーション=意見の発表という意味は、日本語においては、まだ数年の歴史しかないということになります。(どうりで難しいわけだ)
というわけで、本日は、そのプレゼンテーションの元祖、広告代理店で活躍されてきた方が、日本をプレゼンした際のことを書いた本を紹介します。

「ジャパン・プレゼンテーション-世界に伝わる広告表現スキル」杉山恒太郎著角川Oneテーマ21

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2007年7月16日 (月)

マンガ入門

「マンガ入門」しりあがり寿著(講談社現代新書)

毎月マンガ関係の本の紹介で恐縮です(笑)。しかし、この本は確かにマンガを話題にはしているものの、「生き方本」とも言うべき書籍です。マンガという商品や、マンガ家という生き方を選ぶために必要なことが書かれています。

よく似た書名の本として、石ノ森章太郎さんが書いた「マンガ家入門」があります。この本は、マンガの技法について詳述されていますが、本書に、このような中身を期待すると大きく裏切られることになります。

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2007年7月13日 (金)

ネット書店とリアル書店

Shoten_choice 前職が出版社だったこともあり、書店巡りはかなり好きな方でした。けれどもネットの書店が本格化すると、すっかりリアル書店には行かなくなりました。本を探して書架を巡る必要はありませんし、持って帰る手間もないからです。
とはいえ初期のネット書店は、年会費を千数百円を支払う必要がありました。「まあ電車代を考えたら、仕方ないな」と思い、納得して支払いましたが、今では考えられません。

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2007年7月 9日 (月)

伝える力

週刊こどもニュース(NHK)というテレビ番組をご存じでしょうか。その名の通り、子ども向けの ニュースなのですが、難しいニュースもわかりやすく説明してくれるので、よく見ていました。その番組の初代キャスター(お父さん役)で、番組作りにも大きく関わった方が書いた「伝える」方法の本ということで、早速読んでみました。

「伝える力」池上彰著PHPビジネス新書

本書はいきなり「日銀とはどんなところか、小学生に分かるように説明できますか」という問いから始まります。

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2007年7月 5日 (木)

地下鉄(メトロ)に乗って

ここ数年「わかりやすく書く」「上手に伝える」といったことばかりを考えていたので、いきおい、そうした読書が中心になっていました。先日ズッコケ中年三人組を読んで、「たまには小説も読まないとだなあ」なんてことを考えて、このところ立て続けに小説ばかりを読んでおりました。
そんな中で、かなりおもしろかったのが、この本です。

「地下鉄(メトロ)に乗って」浅田次郎著講談社文庫

浅田次郎さんの文章は、これまで飛行機会社の機内誌のコラムとか、短いものしか読んだことがありませんでしたが、これは、吉川英治文学新人賞を受賞した作品だそうです。

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2007年7月 2日 (月)

あなたの話はなぜ「通じない」のか

私の日々の仕事を一言で説明するとすれば、文書作成と言ってしまってもいいかもしれません。その文書も、企画書、報告書、依頼書、おわび等、意図を伝えたり説明したりする文章がほとんどです。
しかし、小学校の頃から作文は習ってきたはずなのに、なぜだか上手になりません。上手になりたいと思って、いろんな本を読みましたが、どれ一つ参考になりませんでしたが、一昨年これだと思える一冊に出会いました。

「あなたの話はなぜ『通じない』のか」山田ズーニー著(筑摩書房)

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