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2007年8月27日 (月)

「ものをはかる」しくみ

夏休みになると、自由研究を対象としたような書籍が多数出版され、書店によっては、1つのコーナーを設けているところもあります。その中からちょっとおもしろい書籍を見つけました。

「『ものをはかる』しくみ」関根慶太郎監著・瀧澤美奈子著(新星出版社)

ものを考えたり、説明したりするためには、共通の物差しが必要になります。とはいえ、世の中には簡単にははかれないものだらけです。本書では、様々なもののはかり方や数値の意味について具体的に解説しています。

たとえばメートル。私が中学校くらいの時には「地球の中央子午線の1000万分の1」と習った記憶がありますが、現在では「1秒の299,792,458分の1(約3億秒分の1秒)の間に、光が真空中を進む距離」と定義されているそうです。これは技術の発達によって、より精度の高い定義が必要になったからだそうですが、時代と共に定義が変わるなんて、面白いなあと思います。
同様に、時間も重さも、もともとは地球や水が基準になっていたのですが、現在では違う尺度になりつつあるそうです。

こんな基本的な話から「酒のアルコール度数って何?」とか、「辛さのはかり方」といった生活にかなり密着した話題があります。確かに、酒を選ぶとき、度数は参考にしますが、どうやって測るのかは、この本で初めて知りました。また、お菓子などに使われるハバネロという唐辛子は、タバスコの10倍辛い、なんて書いてありのを、私はてっきりイメージだと思っていたのですが、辛さにもちゃんと「スコヴィル」という単位があって、測れるのだそうです! 確かに東ハトのサイトを見たら、スコヴィルが使われてました。

他にも非常にたくさんのもののはかり方が説明されています。個人的には「体脂肪率のはかり方」が気になりましたが(笑)。あとは、東京マラソンでは参加者全員のタイムが正確に計測された、とか、冥王星が惑星から外された理由、といった話題も興味深く読めました。

Dosuu それで読みながら「これって、飲み屋で交わすウンチクネタだよな~」と思っておりましたら、さすがです。ちゃんとその辺を考えて、話題ごとに「話が弾む度」「知ってる度」「得する度」が割り振られていたのでありました。(左上の写真参照)遊び心があって、好感の持てる編集です。

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