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2007年10月22日 (月)

世界一やさしい問題解決の授業

「世界一やさしい問題解決の授業」渡辺健介著(ダイヤモンド社)

問題解決型学習というのは、解決すべき「学習問題」を自分の力で発見し、それを学習活動の中で解決していく、というものと理解しています。学習問題を子どもたちに発見させるというのは、大変難しいことですが、この本は「世界一やさしい問題解決」と銘打っていますので、興味を持って読んでみました。

本書は、現在どこの書店でもビジネス書のコーナーで山積みになっていますから、目にされた方も多いでしょう。著者の渡辺さんは、経営コンサルティング会社、マッキンゼー・アンド・カンパニー出身で、そこでこの問題解決の手法を学び、「小学生からこうした考え方を知っていれば!」という考えで本書を書かれたのだそうです。

本書は、問題解決手法の基本的な説明をする「1限目」から、中学生バンド「キノコLovers」のコンサートの集客方法を考える「2限目」、パソコンを手に入れる方法を考える「3限目」の3部構成で書かれています。
Bunkai 1限目は、問題解決のために有効な「分解の木」の作り方を解説します。たとえば、数学のテストが悪かったとして、その解決策を細部から検討していくため、まず問題ごとに「できた・できなかった」を検討し、原因を場合分けで分析していきます。たしかにこの方法で、すべての問題を分析すれば、原因を明確化できますし、対策も立てられそうです。

しかし2限目以降の、応用編になると、どうもよくわかりません。本書で解説された分解の木を見れば、なるほど、と思いはしますが、私だったらまっさらな状態からこの分解の木を作ることは、できそうにありません。重大な見落としをしそうです。
算数のテストのように、定量的に考えやすい問題について、まず分解の木を作る練習を何度もするのでしょうか? それともこうした実践的な場面でもがんばって、問題を分解してみる経験を重ねるのでしょうか? でもそれだと、先生に「ここが間違っているよ」と教えてもらわないと理解できそうにありません。さっきまでバタ足の練習をしていたのに、もう日本記録をねらっている感じです。

問題解決の手法を学ぼうと本書を読んだのですが、新たな問題にはまってしまいました(涙)。自分でも実践してみて、読み直そうと思います。まあ、一読してわかるようなノウハウなら、もうとっくに本になってますよね。

もうちょっと頑張ります。

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