« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »

2007年11月

2007年11月26日 (月)

小学生日記

「小学生日記」華恵著(角川文庫)

この本は夏に近所の書店で見つけました。「ほほう、小学生が書いた文章か」と興味を持ち、毎日家でだらだらしている中学生の娘にカンフル剤のつもりで与えました。「おい、小学生でもここまで文章が書けるんだぞ」と言って。
しかし、今回自分で読んでみて、そうした自分の浅薄な認識と思いこみを大いに反省しました。これは立派に小説です。

続きを読む "小学生日記"

| | トラックバック (0)

2007年11月22日 (木)

ことばの力

「ことばの力」川崎洋著(岩波ジュニア新書)

川崎さんはたくさんの詩や戯曲を書いてこられたので、作品をお読みになった方も多いことでしょう。数年前まで読売新聞の家庭欄で、子どもの詩を取り上げて評を書いておられたことでも有名です。あたたかく、ユーモラスな文章でした。
書店でこの本を見かけたとき、そのコラムをまとめたものかと思い、手に取ってみましたが、まったく違いました。

続きを読む "ことばの力"

| | トラックバック (0)

2007年11月19日 (月)

椋鳩十文学記念館に行きました

Kinenkan_2 鹿児島県の加治木町に出張した折、車を運転していたら、偶然にも「椋鳩十文学記念館」という建物を見つけました。(さすがATOK、「むくはとじゅう」一発変換です)「大造じいさんとガン」という作品は、かなり昔から、多くの会社の小学校教科書に収録されているので、ご存じの方はかなりの数に上ると思われます。そういう意味で、日本で最も有名な児童文学作家の一人と言えるでしょう。

出張中にもかかわらず、つい寄り道してみました。

続きを読む "椋鳩十文学記念館に行きました"

| | トラックバック (0)

2007年11月15日 (木)

カエルの死

タイポグラフィクションカエルの死」夢枕獏著(光風社出版)

タイポグラフィクションという言葉は、おそらく夢枕さんの造語です。通常の本は、文字や絵(図版)、あるいはその組み合わせで成り立っていますが、この本では、文字を絵、あるいは記号として使って物語を表現しています。
夢枕さんは、この本の後書きで「この本は、小説の棚にも、コミックの棚にも、絵本の棚にもどの棚にならんでもおかしくない本」と書いています。まさしくそんな本です。

続きを読む "カエルの死"

| | トラックバック (0)

2007年11月12日 (月)

刑事コロンボ

Colombo 「刑事コロンボDVDコレクション」(DeAGOSTINI)

ひっかかるまいと思えど秋の空。ついに手を出してしまいました。あのDeAGOSTINIに。二足歩行のロボットが作れるやつや、フェラーリのラジコンカーが作れるやつのテレビCMが流れるたびに、「くらっ」ときていたのですが、これまではなんとか我慢できていました。しかし今回はだめです。
やられたのは「刑事コロンボ」のシリーズ。最終的に数万円支払うことがわかっているのに、はまってしまったのは、少年時代、NHKしか見てはいけない家に育ったことが原因です。

続きを読む "刑事コロンボ"

| | トラックバック (0)

2007年11月 8日 (木)

書店の本への配慮

環境に悪いと思いながらも、書店で書籍を買うと、「絶対家で読む・すぐに読む」という場合以外は必ずカバーを付けてもらいます。それは以前書いたように読んだかどうかを可視化するという意味もありますが、私の読書時間がおもに通勤途中のため、書名を見られるのが恥ずかしいからでもあります。
この書籍カバー、どこの書店でもお願いすればやってくれますが、その仕上がりには結構違いがあります。

続きを読む "書店の本への配慮"

| | トラックバック (0)

2007年11月 5日 (月)

神童

「神童onethree」さそうあきら著(Action comics)

さそうあきらさんというマンガ家を、私はビッグコミック・スピリッツで知りました。花村萬月さんの原作による「犬・犬・犬(ドッグ・ドッグ・ドッグ)」という作品が印象的で、一見何の感情も持たず、暴力的で破壊的でありながら、どこかあやうい主人公を見事に描いていました。セクシャルな表現も多いのですが、決していやらしくなく、人間の精神性を描くのに長けた作家さんという印象でした。

続きを読む "神童"

| | トラックバック (0)

2007年11月 1日 (木)

産業財産権標準テキスト[特許編]

Tokkyo 産業財産権標準テキスト[特許編](企画/特許庁 制作/発明協会)

知的財産教育の研究会にお招きいただき、この本を含め、数冊のテキストをいただきました。世の中にはテキストとか教科書と名付けられた出版物が意外と多い割に、中身は、結構いいかげんなマニュアルもどきだったりする場合が少なくありません。いただいたとき「もしかしてこの本もsweat02…」と思わないではありませんでしたが、杞憂でした

続きを読む "産業財産権標準テキスト[特許編]"

| | トラックバック (0)

« 2007年10月 | トップページ | 2007年12月 »