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2007年11月 8日 (木)

書店の本への配慮

環境に悪いと思いながらも、書店で書籍を買うと、「絶対家で読む・すぐに読む」という場合以外は必ずカバーを付けてもらいます。それは以前書いたように読んだかどうかを可視化するという意味もありますが、私の読書時間がおもに通勤途中のため、書名を見られるのが恥ずかしいからでもあります。
この書籍カバー、どこの書店でもお願いすればやってくれますが、その仕上がりには結構違いがあります。

Cover_2 まず、カバーの付け方。最近のほとんどの書店では、紙を書籍に巻き付けただけ、というやり方がほとんどです。確かに、これでも用は足りるのですが、厚めの本やハードカバーの本の場合は、カバーが安定せず、非常に読みにくいです。
Ryusui 私の会社近くにある、流水書房では、きちんとカバーに表紙を差し込んで、しっかりしたカバーにしてくれます。(左の写真参照)このブログで紹介した本、たとえば「14歳からの哲学」は、比較的大きく、厚い本でしたが、このカバーのおかげで、通勤電車でも快適に読めました。ハードカバーの本だと、こんな感じで安定しています。しかもカバーを掛ける所作がすばやく美しいのです。ほれぼれしてしまいます。私の場合、こうした細かな配慮が書店選びの際の重要なポイントになります。

昔はどこの書店でも、カバーはこのようにしてくれたように記憶しています。ただ、差し込むのは時間がかかりますし、熟練の技が必要になるので、アルバイト店員がほとんどの昨今では、望むべくもないのでしょう。

次に、カバーの色が選べるサービスをしている書店(有隣堂など)もあります。これは、ちょっとしたプレゼントに使えますし、「ジャンル別に色を変えようかなあ」なんて思える楽しいサービスですが、一方でコストダウン優先のこのご時世、このサービスがいつまで続くのかわからないので、怖くて試せません。

Tape 最後に本の売り方です。「スケッチは3分」という本は、某大学のM先生に紹介されて読んだのですが、いきつけの書店になく、たまたま立ち寄ったスーパーで発見し、購入しました。
しかし、いくら1冊だけの購入だからといって、この処理はないですよね。店の名前を書いたセロハンテープをぴっと、貼り付けて終わり。「カバーしますか」など、もちろん聞いてくれません。このスーパーが日本から撤退したの、わかるなあ。確かに、本も1商品にすぎないから、平等なんでしょうけれど、もう少しリスペクトしてほしいと思うのであります。

それから書店の書棚も、最近は個性が出ていておもしろくなってきました。本の価格はどこの書店でも同じですが、本を大切にし、読者(顧客)を大切にしてくれる、(少なくともそう見える)書店を選びたいと私は思います。

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