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2008年1月

2008年1月31日 (木)

THE MANZAI 4

「THE MANZAI 4」あさのあつこ著(ジャイブピュアフル文庫)

あさのさんといえば、野球少年の葛藤と友情を描いた「バッテリー」という作品で有名な作家です。昨夏映画化されたので、ご存じの方も多いことでしょう。「バッテリー」に登場する主人公は、孤高の天才少年でしたが、本書の主人公は、目立たないことを旨とするおとなしい少年(瀬田歩)と、さわやかでお笑い好きなサッカー少年(秋本貴史)のお話です。

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2008年1月28日 (月)

広告批評

Koukoku 「広告批評表現者たち-女の巻-」(マドラ出版)

またまたブックでない話題で恐縮です。この雑誌は、その名の通り、広告の批評が掲載されている雑誌です。テレビや新聞でおなじみのコラムニスト天野祐吉さんが創刊されたことでも有名です。「コピーライター」という職業がもてはやされていた頃、非常に注目されていた雑誌です。
今回の特集「表現者たち-女の巻-」というのに惹かれて、本当に久しぶりに読んでみました。

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2008年1月24日 (木)

ケータイを持ったサル

「ケータイを持ったサル」正高信男著(中公新書)

最初に本書を見かけたときは、1~2年前によく出版された現代若者批判本の一つと思っていました。そうした本は、、統計の取り方や分析に疑問があるもの、根拠薄弱なものなど、説得力に欠け、情緒的・感覚的な本が多かったです。
それゆえこの本も出版当時は敬遠していたのですが、読んでみるとまったく違いました。京都大学霊長類研究所教授である著者が、サルの行動分析の視点からケータイに象徴される現代の人間社会を見ると、「ヒトはサル化している」というのです。

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2008年1月21日 (月)

会議で事件を起こせ

「会議で事件を起こせ」山田豊著(新潮新書)

「この会議、早く終わらないかなあ」と感じた会議に出たことはありませんか。どんな組織でも、会議はとても多く開催されていると思いますが、必ずしも効果を上げているとは言えません。私自身、会議の多さに辟易して、会議出席を拒んでいたら、そのうちお呼びがかからなくなったものの、業務には何の影響もなかった、という経験があります。

しかし会議が必要な場面は確実にあるのも事実。どうすれば効果的に会議が進められるか考えていたとき、この本に出会いました。

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2008年1月14日 (月)

表現読解国語辞典

「表現読解国語辞典」沖森卓也・中村幸弘編(ベネッセコーポレーション)

またまた「ブック」ではない話題で恐縮です(苦笑)。文章を書くときに、「あれ、この場合の『とる』は、『取る』かな『採る』かな」なんて悩んだことはありませんか。また、作品や行いを称賛するとき、たとえば「すばらしい」という形容詞を使いますが、何度も使うといやらしかったり、第一褒めている感じがしませんよね。そんなとき、「すばらしい」を言い換える表現を教えて欲しいなあと思いませんか。

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2008年1月10日 (木)

平家物語(上)(中)(下)

マンガ日本の古典平家物語(上)(中)(下)」横山光輝著(中公文庫)

横山光輝さんといえば、なんといっても「鉄人28号」が有名ですが、「伊賀の影丸」「魔法使いサリー」など、テレビアニメになった作品を数多く執筆した漫画家です。私が中学生の頃、当時最も人気のあった少年誌「少年チャンピオン」で、「マーズ」が連載されていました。これは単行本を買って夢中で読んだものです。
その横山さんが、日本の中世文学の代表作の一つである平家物語をマンガにしたのがこの本。書店で偶然見つけ、迷わず購入しました。

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2008年1月 7日 (月)

統計学がわかる

「統計学がわかる-ハンバーガーショップでむりなく学ぶ、やさしく楽しい統計学-」向後千春・冨永敦子著(技術評論社)

仕事柄、さまざまな調査や研究にかかわることが多くなりました。たいていは、商品開発や市場調査のためのものですが、企業が業務として取り組む以上、それなりの成果を上げねばなりません。ところが、ある事象とある事象に差がある、とか差がない、ということをきちんと述べようとすると、案外難しいということがわかりました。実際の社会現象は、数学や物理のテストのように、条件統制がなかなか難しいからです。

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