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2008年4月

2008年4月28日 (月)

生き方上手 1

「生き方上手 1」日野原重明著(ユーリーグ)

この本は、ミリオンセラーとなった「生き方上手」の文庫版です。この本が非常に売れていた5年前、日野原さんをテレビや新聞などでよくお見かけしました。その柔らかな話しぶりと、含蓄のある言葉に感銘を受けたものです。

一昨年、日野原さんと偶然同じ飛行機に乗り合わせたことがあるのですが、このとき、非常に驚きました。ご高齢かつ大病院の名誉院長なのに、お付きの人を侍らせず、大きなバッグを手に、独りですたすたと飛行機に乗られたのです。失礼を承知で、バッグの中身をのぞかせていただくと、そこにはびっしりと本や書類が入っていましたsign01 推定重量は10kg以上。その姿は、どうみても60歳前後にしか見えず、しかも存在感を放っていました。

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2008年4月24日 (木)

ブックブログ1周年

Ishunen はやいもので、このブックブログを始めて、今日でちょうど一周年。「はやいもので」と書きましたが、一方で「やっと1年か」という思いもございます。年末の時も、しみじみ思いましたが、よくもまあ、これだけ続けてこられたものです。

たまに土日両方が休みになると、数回分まとめて書いておいたり、切羽詰まって朝5時に起きて書いたりと、考えてみれば週二回の更新は、常に綱渡り状態でした。挙げ句の果て、就業時間内には書かない、と自分なりに決まりを作っていたにもかかわらず、この年度末(当社は3月)は、ついに就業時間中にブログの一部を書くという事態に陥ってしまいました。
本当に情けない限りです。

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2008年4月21日 (月)

ラブホテル進化論

「ラブホテル進化論」金 益見著(文春新書)

週刊文春で、この本が出ることを知ったとき、ちょっといやな感じがしました。大学院生、しかもこんな美人が、よりによってラブホテルに関する論文を書いた、という事実が、いかにもおじさんのスケベ心をねらったものに思われ、素直に読む気になれなかったのです。

ところが、先日書店に山積みされているのをちょっと立ち読みして、考えが大きく変わりました。これは、いろいろな意味で読む価値のある本だと理解できたからです。

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2008年4月17日 (木)

学校がアホらしいキミへ

「学校がアホらしいキミへ」日垣隆著(大和書房)

文部科学省の統計資料によれば、中学校の不登校生徒数は、平成16年度(2004年度)で約10万人だったそうです。中学生の総数が約360万人ですから、36人に一人。つまりどこの学校でも、クラスに一人は不登校の生徒がいる計算です。

理由は様々と思われますが、学校が行きたい場所ではなくなりつつあるのは事実なのでしょう。本書は、学校や教育、大人に対して疑問を持っている少年たち(おそらくティーンエイジャー)に対して語りかけるように、教育を受ける意味について書いています。

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2008年4月14日 (月)

中学野球小僧

Yakyukozo 「中学野球小僧2008MAY」(白夜書房)

ひさびさに、抜群に面白い本(雑誌)に出会いました。
このブログで紹介しているのは、毎回「面白かった」と思えた本なのですが、本書の面白さは、ちょっと次元が違います。書いてある中身だけでなく、構成(編集)がとてもよいのです。それゆえ、本全体から「野球が好きっsign01」というエネルギーが伝わってきます。
私も中学校の時は、野球部に所属していたのですが、こんな本があったら、きっとむさぼり読んだことでしょう。

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2008年4月10日 (木)

飛行機に乗るのがおもしろくなる本

「飛行機に乗るのがおもしろくなる本」エアライン研究会編(扶桑社文庫)

先日、キオスクで本を買うのも悪くない、という記事を書きましたが、先日伊丹空港の書店に寄った際、本書が山積みになっていて、つい購入してしまいました。

空港で飛行機の本を買うというのは、そりゃあまりにベタだろう、と思ったのですが、本書は平積みになっているくらい人気の本の様子だったため、つい手を伸ばした次第です。

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2008年4月 7日 (月)

自分の体で実験したい

「自分の体で実験したい命がけの科学者列伝」レスリー・デンティ+メル・ボーリング著・梶山あゆみ訳(紀伊國屋書店)

書店でこの本を見かけたとき、反射的に購入してしまいました。「サイエンス」のコーナーに並んでいましたから、ちゃんとした科学の本なのだろうと想像しましたが、英国紳士風のおじさんが何かを飲み込もうとしているイラストに惹かれました。しかもイラスト全体が銀の箔押し。帯には「勇気か、科学への愛か」なんて書いてあります。出版社が紀伊國屋書店。「へ~本も出しているんだ」

こんなおかしな本を買うのは、たぶん私くらいだろう、と思って、奥付を見てみると、なんと第四刷。しかも発売後3か月で四刷になっています。すごいsign03

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2008年4月 3日 (木)

もしもあなたが猫だったら?

「もしもあなたが猫だったら?『思考実験』が判断力をみがく」竹内薫著(中公新書)

「もしも○○が~だったら」というのは、古今東西さまざまな文学や演劇のテーマとなってきましたが、本書は、そのことを科学的アプローチで考える、というものです。著者の竹内さんは、それを思考実験と呼んでいます。本書のテーマはこの思考実験です。

「思考実験」という言葉が、科学者で一般に使われている言葉なのか、はたまた竹内さんの造語なのかは分かりませんが、本書で竹内さんは「くだけて言えば『脳内シミュレーション』」と説明しています。つまり、計算機や模型を使わず、純粋に頭の中だけであれこれと想像を巡らす思考活動のことでしょう。本書には、大きく7つのテーマで思考実験が展開されています。

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