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2008年4月10日 (木)

飛行機に乗るのがおもしろくなる本

「飛行機に乗るのがおもしろくなる本」エアライン研究会編(扶桑社文庫)

先日、キオスクで本を買うのも悪くない、という記事を書きましたが、先日伊丹空港の書店に寄った際、本書が山積みになっていて、つい購入してしまいました。

空港で飛行機の本を買うというのは、そりゃあまりにベタだろう、と思ったのですが、本書は平積みになっているくらい人気の本の様子だったため、つい手を伸ばした次第です。

本書は、そのタイトルの通り、飛行機に関するウンチクが非常にたくさん記載されている本です。飛行機そのものの話題から空港施設の話題まで、全部で6つの章で構成されています。

第1章 機体…外見からは見えてこない摩訶不思議
第2章 機内…搭乗したときにふと気になる数々の謎
第3章 フライト…上空1万メートルで気づいた素朴な疑問
第4章 航空ルール…航空業界ならではの意外な常識
第5章 乗務員…乗っただけでは分からないパイロットと客室乗務員の仕事
第6章 空港…知られざる離着陸の決めごと

私が気になったのは、第1章では「ジャンボジェット機の燃料は家のストーブと同じ灯油!?」という話題。航空燃料ってガソリンよりも爆発しやすい燃料ってイメージですが、実は灯油にかなり近いというのは、かなりびっくり。第3章の「お相撲の団体が乗ったとき、飛行機が傾いたってホント!?」も気になりました。実際傾く可能性があるので、機体バランスの再計算をすると か。第6章の「なぜ滑走路の向きは、空港によってまちまちなのか?」も興味深く読めました。

それぞれの章は20近い話題からなっていて、一つの話題は、最大でも3ページ。最も短いものだと、1ページちょっとと、一つ一つが大変短くなっています。飛行機の機内や、搭乗待合室で読むことを考えて、いつでも読書を中断できるように配慮したからでしょう。よく考えられています。
短い記事というのは、読む方は助かるのですが、書く方は結構大変です。本書のように、説明的な文章だと、どうしても同じような文章構成になってしまうものですが、本書では、そのあたりを巧みに回避しています。複数の著者で分担して書いているから、というのもあるでしょう。

で、編者である「エアライン研究会」という団体は、いったいどんな団体なのか、興味が湧きます。巻末の説明によれば次のような団体のようです。

「人類最大の発明は飛行機である」といってはばからない、自他ともに認めるエアラインファンによって結成された研究チーム。幅広いネットワークを活かして収集した国内外の航空情報を、より多くの人に提供し、飛行機の魅力を伝えることをモットーとしている。あくまでも乗客の視点にこだわって、航空業界の動向を見守っている。

正直さっぱりわかりません(笑)。

それでも、こうした気軽に読める本は、確かに乗り物で読むのに適しています。2007年の12月が初版なのに今年の1月にすぐ増し刷りになっているのは、こうした内容が受け入れられている何よりの証拠でしょう。
これからは、空港の書店も見逃せません。

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