« テレビ放映とネットの利用 | トップページ | 正義で地球は救えない »

2008年12月31日 (水)

ブックブログ2年目の暮れに

2009 年末年始のつぶやき【その2】

なんだかんだと愚痴りながらも、このブログも2年目の年末を迎えました。これもひとえに読者の皆様のおかげです。

去年も書きましたが、そもそもこのブログ、仕事柄よく本をいただくので御礼の意味で始めました。そしてあわよくば、文章を書くのが上手になったらいいなと。けれども、まだまだ日ぐれて道遠し、といった感じです。

昨年は、説明文の型が身に付いた、といった意味のことを書いてしまいました。恥ずかしい限りです。今年も毎回うんうんと、うなって書いていました。で、苦労して書いた記事ほどだめですweep

とはいえ、ダメなことだらけだったかと言えばそんなことはありません。一番大きな収穫は、読んだ本がきっちり頭に入るようになったことです。昨年は単に深く読めただけだったのですが、今年は、読んだ知識が仕事上の会話や企画に生かせるようになりました。読んだ中身を頭の引き出しに上手にしまえるようになったのかもしれません。

こうした読書法のことを「インストール・リーディング」というのだそうで、私は、左の本を読んで知りました。
「読書は一冊のノートにまとめなさい」奥野宣之著(Nanaブックス)

だいたい私は、「○○しなさい」という題名の本は無視することにしているのですが、本書は題名と帯の文言に惹かれて買いました。私がブログのメリットと感じている「読んだことがきっちり覚えられた」ということに似たことが書いてある(らしい)わけですから、きっと参考になると思ったのです。それと、もし良い本だったらこのブログで紹介しよう、とも思いまして。

が、結果的に、こんな形ご紹介している通り、本書はノウハウ本としてはあまりお薦めできません。指南されている方法論が、私には実現不可能と思われたからです。非常に読みにくいブックデザインということもあります。けれども、本書は、方法論のネーミングや比喩が秀逸で、参考になりました。たとえばこんな具合。

  • 読んだ本をノートにまとめて、記憶を確実にする方法のことを「インストール・リーディング」と呼ぶ
  • 潜水艦のソナーには、自分が発信した音波の跳ね返りを計測する「アクティブ」と、対象が発信する音波を捉える「パッシブ」とがある。情報収集のやりかたもこれと同じ。
  • 読書ノートは、焼き鳥の「ねぎま」のように、引用文と感想が交互になるように書くとよい。これを「ねぎま式読書ノート」という。

「インストール・リーディング」とは、パソコンの比喩でしょう。パソコンで「インストール」といえば、様々なファイルをそれぞれ連携するよう、必要な場所へコピーしていく作業のことです。単純なコピーと違う、という点で確かに読書に似ていると思いました。また情報収集の態度を潜水艦にたとえる、というのも、作業が意識化できてよいでしょう。「ねぎま式」も意識化できる、という意味で意義ある考え方です。
要するに、読書でも情報収集でも漫然と行わず「今、自分は○○をしているのだ」と意識的に取り組むのが大切なようです。この点は大変参考になりました。

私も見習って、来年は、B3(Bucho Book Blog)式読書法、あるいは文章生成法を確立したいと思い…いや、確立する方向で…いや、確立できたらいいなと思うことにしますhappy01
fujiそれではみなさま良い年をお迎えください。

|

« テレビ放映とネットの利用 | トップページ | 正義で地球は救えない »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/29188/45933355

この記事へのトラックバック一覧です: ブックブログ2年目の暮れに:

« テレビ放映とネットの利用 | トップページ | 正義で地球は救えない »