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2009年1月 2日 (金)

プロジェクターの活用

Top 年末年始のつぶやき【その3】

先日、鳥取県米子市福米西小学校に行ってきました。この学校の公開研究会で、体育館で協議会を行う際にプロジェクターを3台同時に使う、ということをお聞きして伺ったのです。このアイディアの発案者は、藤村裕一先生(鳴門教育大学大学院)。福米西小学校の研究に、この1年助言をされてきた先生です。

Gym ごらんの通り体育館には、約300名もの先生方が集まり、かなり混雑した状態。この全員が快適にプレゼンテーションの画面を見ようと思ったら、相当大きなスクリーンと、かなり高性能(高輝度)のプロジェクターが必要となります。とはいえ、普通の学校にはそんな機材はありません。

そこで編み出したのが、同型機種を3台かき集め、無線で飛ばして3台同時に同じ画像を表示さProjector せる、というアイディアでした。こうすれば参加者は、自分の近くの見やすい画面を見ることができます。その上プロジェクターの背後は、右の写真のように電源だけなのですっきりです。
プロジェクターにこうした機能があることは知っていましたが、こうした活用方法は思いつきませんでした。プロジェクターを整備する際、予算の関係からか市内で機種を統一しないケースもよくありますが、こういう使い方をするためには、年度ごと学校ごとに機種をそろえる必要があります。

もちろん福米西小学校の公開研究会は、授業もすばらしかったです。すべての授業でプロジェクターなど、ICT機器を使っていましたが、それぞれ機器利用の必然性がある、学びに重点を置いた実践でした。とはいえ、「全員」というのは大変だろうなと想像できます。そこで先生方にうかがったところ、ある女性の先生が「最初は機械を使うのがいやだったけれど、授業で使ううち、学力向上には絶対必要な機材と実感した」とおっしゃっていたのが印象的でした。誰しも新しいことに踏み出すのは勇気がいるもの。福米西小学校では、全ての先生がICT活用の意義を実感し、実践なさっていました。

Epson それにしても、国民全員にお金を配るより、プロジェクターや大画面テレビを教室に一つずつ配備できないものでしょうか。イギリスや韓国では実現していると聞きます。教育のプロである先生たちが、口をそろえて「学力向上に効果がある」とおっしゃっているのだから、無駄金にはならないはずです。それに大量購入によって価格も安くなるでしょうし、確実に景気刺激策になります。
こんな初夢は叶いませんでしょうか??

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