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2009年6月 1日 (月)

リグレト

Rigureto_ni_tsuite 『ヘコむ』を楽しむウェブ・コミュニティ『リグレト』」株式会社ディヴィデュアル

本日は久々にITサービスの話題。面白いWebサービスを見つけました。「リグレト(rigureto)」といいます。このサービスの運営会社のサイトに「ヘコむを楽しむウェブ・コミュニティ」という説明がある通り、みんなでヘコんだ体験を書き込み、なぐさめあって楽しむコミュニティサービスです。

このサイト、私は、雑誌で知りました。インターネット上でゆるやかにつながって、お互いをなぐさめあう、というサービスです。これを見た時は正直「ネット上で見知らぬ誰かになぐさめられてもなあ」と思いました。そんなことで元気になるとは思えなかったのです。

Rigureto とはいえ、雑誌に紹介された画面が、しゃれていた(左図参照)ので気になりました。うまく機能するようならいろんな展開が可能になるな、と考えて、さっそく登録してみました。

使ってみて感じたのは、まずデザイン性がよいということです。画面上に人々の「ヘコみ」が、雲のイラストで表現され、常にふわふわ動いています。しかも文字は手書きフォント。気持ちを表すメタファーとしては秀逸です。
次に操作性がよいと感じました。この雲をクリックすると、すぐに「なぐさめる」というボタンが現れ、なぐさめが記入できます。雲の右肩に記載された数字は、書き込まれたなぐさめの数です。また自分の「ヘコみ」は、画面下の「ヘコんだ事をうちあける」というボタンを押して記入します。これらの操作は、ログインしなくても書き込み可能です。敷居の下げ方としては、なかなか優れていると思いました。

ではログインは何のために存在するかというと、これが緩やかなつながりの素。自分の「ヘコみ」に対して、「なぐさめ」が書き込まれると、メールでお知らせが届き、だれかの「ヘコみ」になぐさめを書くと「ありがとう」が届きます。逆に感謝を表す時は、「ありがとうを送る」ボタンをクリック。たくさんクリックすると、それが「ありがとうの数」として、コメントしてくれた人に届きます。つまり、感謝の気持ちを量的に伝えることができるわけです。

「そんな、どこの誰かわからない人から励まされても…」と思う方もいるでしょう。確かに、ただメッセージをやりとりするだけの他愛ないサービスです。けれども実際やってみると、励ましの言葉が素直にうれしいと感じました。なぐさめの中には名文も多いです。さらに、メリットは受ける側だけではありません。なぐさめの言葉を書くのも気持ちがいいのです。どうなぐさめればよいか、頭の体操になりますし、なにより、よい人になれたような気がしました。

ネットには、とかく誹謗中傷がつきものです。けれどもここには励まし合い、なぐさめ合いが多数存在しています。子どもたちには、ぜひこういう世界からネットになじんで欲しいなと思いました。おそらくこのサイトで発信された、すぐれたなぐさめは、書籍にまとめられたりするのでしょう(著作権は運営会社にあるようです)。今後の展開が楽しみなサービスです。

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