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2009年12月

2009年12月30日 (水)

学びとコンピュータハンドブック

「学びとコンピュータハンドブック」佐伯胖:監修/CIEC:編(東京電機大学出版局)

ブックブログを始めて、約2年半。およそ250冊ほどの本をご紹介して参りました。カテゴリとしては、教育書が最も多いものの、情報教育に関する本のご紹介は驚くほど少なく、自社本を除けば、たったの2冊です。改めて数えてみて、自分でも驚きました。

これじゃあまずいなあと思っていた矢先、教育とコンピュータの関係について、簡単にオーバービューできるということで本書を紹介されました。とはいえ、ご覧の通りちょっと高額です。ためらいましたが、「えいや」と注文してしまいました。

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2009年12月28日 (月)

大掃除の秘密兵器

「KARCHER スチームクリーナー  SC1002」

「ブックブログなのに、何で家電品?」という疑問はもっともです。ですが、昨日大掃除で使ってみて、あまりに感動したのでこの製品をご紹介したいと思いました。

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2009年12月25日 (金)

排除の空気に唾を吐け

「排除の空気に唾を吐け」雨宮処凛:著(講談社現代新書)

雨宮処凛さんのお名前や姿は、メディアなどでよく見かけたものの、これまでは私と接点のある方ではないと思っていました。風貌もペンネームも、私たちおじさんとは、いかにも接点がなさそうな感じだったからです。
本書も、この挑発的なタイトル。しかも帯には、雨宮さんがタバコを吹かしている写真が掲載されています。以前だったら絶対に手に取ることのない本だったでしょう。

考えを改めたきっかけは、ビッグイシューという雑誌です。雨宮さんはそこで貧困問題に関するコラムを連載しています。きちっと取材して書いたであろうその記事は、胸を打ちました。そして「機会があれば、雨宮さんの本を読んでみよう」と思いました。そんなときに本書を見つけたのです。

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2009年12月23日 (水)

スパコン世界一の議論に思う

Computer 政府の「事業仕分け」によって、次世代スーパーコンピュータの予算化が凍結されるという方針が打ち出されました。凍結や中止に追い込まれた事業は他にもたくさんあったのに、なぜこの話題が世間の注目を浴びたかといえば「なぜ世界一を目指すのですか。なぜ2位ではだめなのですか」という、某議員の発言のおかげでしょう。前後の文脈は切り取られ、この部分だけが繰り返し報道されました。その上、ノーベル賞受賞者による反対表明などもあり、「世界一を目指さないのは悪である」といったような、風潮が醸成されたように思います。

ただ私自身は、この議論に違和感を感じていました。某議員ではありませんが、「なぜ2位ではダメなのか」がわからなかったからです。それが、日経ビジネスの年末合併号(2009.12.21・28号)に掲載のコラムを読んである程度すっきりしました。

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2009年12月21日 (月)

アサーション・トレーニング

改訂版 アサーション・トレーニング──さわやかな〈自己表現〉のために」平木典子:著(日本・精神技術研究所)

「アサーション」という言葉をご存じでしょうか。辞書で引きますと、次のように示されています。

assertion
【名】 〔…という〕主張〔that 節〕;断言,断定,所説∥
make an ~| 主張する.
(ジーニアス英和辞典)

ですから、私は「アサーション・トレーニング」という言葉を聞いた時、てっきりスピーチやディベートの練習手法なのかなと思いました。けれども心理学会等で関連の発表を聞く限り、どうも違うようであり、しかも面白そうな考え方です。そこで、入門書とおぼしき本書を読んでみることにしました。

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2009年12月18日 (金)

「文系・大卒・30歳以上」がクビになる

「『文系・大卒・30歳以上』がクビになる―大失業時代を生き抜く発想法」深田和範:著(新潮新書)

このところ新書は、まるで雑誌のように毎週毎週新刊が出ています。そしてそのタイトルも、週刊誌のように刺激的なものばかり。本書も、タイトルがかなり刺激的です。これを見た時は、自分のことを指摘されたような気がして、どきっとしました。実際、今まさにクビになりかけていますし(苦笑)。

というわけで、気がつくと、本書を手にしてレジに並んでいました。

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2009年12月16日 (水)

煩悩の文法

「煩悩の文法──体験を語りたがる人びとの欲望が日本語の文法システムをゆさぶる話」定延利之:著(ちくま新書)

今年、日本認知科学会にて定延さんの講演を聴く機会がありました。タイトルは「コミュニケーションと言語における「体験」」。正直このタイトルでは、まったくわけが分からず、積極的に聴きたいという気持ちは起こりませんでした。けれども、実際には非常に興味深い講演でした。「体験」という視点を入れると、うまく説明できるコミュニケーションがあるというのです。

学会の帰り道、講演の司会者が紹介していた本書を、即座に購入しました。定延さんの言う「体験」がよりよく理解できるとともに、コミュニケーションについての新たな視点を獲得することができました。

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2009年12月14日 (月)

日経パソコン12月14日号

Nikkei_pc1214 「日経パソコン 2009年12月14日号」日経BP社

今回は、情報教育関係者の方へ、最新の日経パソコンの記事をご紹介します。今回は、情報機器を取り扱う先生方にとって有益と思われる特集記事が多かったからです。すでに、定期購読されている方も少なくないとは思いますが、念のためご紹介させていただきます。

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2009年12月11日 (金)

ツイッター140文字が世界を変える

「ツイッター140文字が世界を変える」コグレマサト+いしたにまさき:著(マイコミ新書)

Windowsが世の中に知れ渡り、多くの人にとってインターネットに身近になった約10年前、「インターネットは世界を変える」と、盛んに喧伝されていました。けれども当時は、通信回線が未整備でしたから、Webページの表示は遅く、通信料も高額でした。それゆえ利用シーンは限定的だったと言えるでしょう。マスコミがいくら騒いでも「これじゃあ世界は変わらねえよな」と思ったものです。

それが今や、社会に必須のインフラの一つとなり、完全に人々の生活に根付いています。その意味では「世界は変わった」と言えるでしょう。しかしこれ以降、ネット業界では「○○で世界が変わる」という言説が次々と出回ることになりました。一頃は大騒ぎだった、ネットとテレビの融合、ASP、Web2.0なんて、もはや誰も言いません。あれはなんだったのでしょうか。

というわけで、最近流行りの「ツイッター」について、ちゃんとフォローしておこうと思って、本書を読んでみました。

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2009年12月 9日 (水)

喪中はがきに思う

Motyuそろそろ年賀状作成を真剣に考えなければ、という季節になりました。先月末から、喪中欠礼のはがきが何通も届いています。そういう年齢になったのだなと実感するこの頃です。

ところで、このはがき、あくまで儀礼的なものですから、文面にあまりこだわるべきではないのでしょうけれど、私には気になって仕方がない表現があります。それは

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2009年12月 7日 (月)

ぼくらの頭脳の鍛え方

「ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊」立花隆/佐藤優:著(文春新書)

いやあ、もうなんと申しましょうか、ものすごい本と出会いました。本書のページ数は、新書にしてはかなり多めで326ページもあるのですが、あまりの面白さに、一晩で読んでしまいました。いや、「面白さ」というのは、ちょっと正確ではありません。もったいなくて読むのが止められなくなる感覚です。それほど衝撃的な本でした。

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2009年12月 3日 (木)

手塚治虫傑作選「家族」

「手塚治虫傑作選『家族』」(祥伝社新書)

手塚治虫さんのマンガは、その没後も文庫やペーパーバック版など様々に形を変えて出版されていることは知っていました。けれども、本書の存在、つまりテーマごとに再録された新書版が出版されていることは知りませんでした。それだけ奥深い作品ばかりと言うことのなのでしょう。
出張先で読む本がなかったこともあり、購入して読んでみました。

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