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2010年1月 6日 (水)

どうぶつしょうぎ

「どうぶつしょうぎ(日本女子プロ将棋協会公認)」(幻冬舎エデュケーション)

ブックブログでなぜ将棋?と思われるでしょうけれど、この将棋、私は書店で購入しました。少し前に週刊文春の人気コラム「先ちゃんの浮いたり沈んだり」にて、先崎学八段が評価していたので興味を持ったのです。女流棋士が開発したというこの将棋、単純に見えて、結構奥が深く、面白いゲームでした。

写真にある通り、この将棋は、3×4の12マスの将棋盤で遊びます。駒はおのおの4種類で4枚。本物の将棋同様、自分の駒が動ける先に相手の駒があれば取ることができ、取った場合は、自分の駒として使うことができます。そして、最終的に、相手のライオンの駒を取った方の勝ちです。

それぞれの絵柄と動きは次の通りです。

  • ライオン:前後左右・斜めにそれぞれ1コマだけ動ける。将棋の王と同じ。
  • ひよこ(にわとり):前に1コマだけ動ける。もし、相手の陣地の一番奥に入ったら、にわとりに「成る」。にわとりは、斜め後ろの2方向以外に1コマだけ動ける。
  • ぞう:斜め4方向に1コマだけ動ける。
  • キリン:前後左右に1コマだけ動ける。

Doubutu_shogi たったこれだけの駒ですから、購入直後は多少がっかりしました。私にも多少将棋の心得はありますし、単純な初心者用将棋に見えたのです。「先崎さんが推薦していたから買ったのに、失敗したかな」とさえ思いました。こう思い込んでしまうと、このかわいらしいパッケージも、なにやらもの悲しく見えてきます。

けれども、実際に遊んでみると意外に難しいゲームでした。まったく将棋初心者の娘や妻に、簡単に負けてしまうのです。しかも決着は早く付くかと思いきや、意外と時間がかかります。お互いにへたくそなだけかもしれませんがcoldsweats01

この「どうぶつしょうぎ」の公式サイトによれば、講座や大会も開催され、小学校への出張指導も行っているとのこと。確かに学校の将棋クラブでは、ルールを知らない人は事実上参加は厳しいですし、どうしても男の子中心になりがちです。「どうぶつしょうぎ」なら、将棋のルールを知っている人も知らない人も同じように遊べますから、学校で取り扱うにはよいゲームかもしれません。学級文庫の片隅に、一つあっても良いなあと思いました。

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コメント

はじめまして!
私も「どうぶつしょうぎ」愛好者です。
小1の息子と接戦の末負ける、という毎日ですが
子供と対等に戦えるところが、とっても面白い!
絵もかわいらしいし、学校にあったら人気が出そうですね。

投稿: mizutani.ryoma | 2010年1月 7日 (木) 13時07分

mizutani.ryomaさん、コメントありがとうございました。
そうなんですよね。子どもと「対等にできる」ってところが最大のミソです。本当に学校の教室に1セットあったらいいなと思いますよね。

投稿: むらちゃん | 2010年1月 7日 (木) 13時28分

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