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2010年5月

2010年5月31日 (月)

情報モラルの授業

コミュニケーション力が育つ 情報モラルの授業」赤堀侃司:監修/三宅貴久子・稲垣忠・情報モラル授業研究会:共著(ジャストシステム)

新しい学習指導要領に、情報モラルの指導を行うことが明記されてから、指導資料が官民あわせてたくさん発行されてきました。そのほとんどは、教材もしくは指導案(実践事例)だったように思います。これらは「すぐに指導を開始する」という意味では大きな役割を果たしたのではないでしょうか。

ただ一方で、限界も見えてきました。「べからず集」では身につきませんし、コミュニケーション意識に目を向けさせないと「メールやチャットの書き方指南」になってしまいます。その問題に一つの提案をしたのが本書です。

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2010年5月30日 (日)

国民生活基礎調査

Chosa

先日、自宅に「国民生活基礎調査」の調査書類が届きました。そういえば、数週間前に、そういう調査があるよ、といった主旨のお手紙が来ていたような気がします。
分厚い封筒を空けてみて驚きました。世帯全体の状況を記入する紙が2枚と、世帯員全員が記入する回答冊子が人数分入っていたのです。質問項目は、たくさんある上に、「はい、いいえ」だけでなく、数字を記入するような質問もあります。「まいったな~」と思っていたら、挨拶状が入っていることに気づきました。
これがまた、脱力させる内容だったのです。

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2010年5月28日 (金)

「買いたい!」のスイッチを押す方法

「『買いたい!』のスイッチを押す方法 ──消費者の心と行動を読み解く」小阪裕司:著(角川oneテーマ21)

「不況だからものが売れない」「モノ余りの時代、もはや欲しいものなどない」などとよく言われます。確かに百貨店やスーパーは、売上が前年割れのところが少なくないですから、半分は当たっているのでしょう。けれども、一方で着実に売上を伸ばしているメーカーや販売店があるのも事実です。

著者の小阪さんは、「これまでの多くのビジネス現場では、人が買い物をする行動のメカニズムに目が向けられてこなかった」ことが問題なのだと言います。人が買い物をするときには、ある一定のメカニズムが働いているというのです。

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2010年5月26日 (水)

医師がすすめる男のダイエット

「医師がすすめる男のダイエット」井上修二:著(集英社新書)

以前ご紹介した体幹ウォーキングの本を読んで以降、確かに歩き方は良くなりました。以前は時速5kmで1時間歩き続けることなどできなかったのに、最近は時速6kmでも1時間歩けます。
にもかかわらず、体重がうまいこと減りません。114kgを境に一進一退を繰り返しています。「いつも腹一杯食べてるからだめなんだよなぁ」と思いながらも、なかなか食事制限ができないのです。

そんなときに見かけたのが本書です。タイトルにある「男のための」というのが気に入りました。帯には「男性には男性の、肥満を解消できない理由があった」と書いてあります。「そうだよ、男だから難しいのだ」などと自分をなぐさめながら、読んでみることにしました。

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2010年5月24日 (月)

対岸の彼女

「対岸の彼女」角田光代:著(文春文庫)

またもや角田さんの作品を読んでしまいました。同一の作家に入れ込むことは最近では珍しいことです。原因は、明らかに「空中庭園」の巻末に掲載された石田衣良さんの解説。

ご存じのように「対岸の彼女」で、角田さんは第132回直木賞を受賞している。こちらは三十代の女性同士の友情が主題なのだが、基調は遥かに明るく、結末にも希望がある。「空中庭園」の乾いた絶望と新たな代表作のしっとりとした希望。この店長の鮮やかさを味わうためにも、ぜひ二冊をあわせて読んでもらいたい。

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2010年5月23日 (日)

ボーイズラブ小説の書き方

「ボーイズラブ小説の書き方 『萌え』の伝え方、教えます。」花丸編集部:編集(白泉社)

以前ご紹介した「電子書籍の衝撃」を読んで以降、私たちと書籍のつきあい方の今後について、とても気になるようになりました。まもなく発売されるというiPadも、その大きなポイントになるでしょう。
少し前に「IT革命」という言葉が喧伝されました。当時の私は、「革命とは大げさな」と思ったものです。けれども、少なくとも出版業界においては、天地をひっくり返すような大革命が起こりはじめているのではないでしょうか。それを実感させてくれたのがこの本です。

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2010年5月21日 (金)

変な給食

「変な給食」幕内秀夫:著(ブックマン社)

全国の小学校のほとんど、幼稚園や中学校でも多くのところで給食が出されていることでしょう。私も、ある意味給食を楽しみにして学校へ通っていました。食べ物に不自由しなくなったと言われる現代でも、給食は子どもたちの栄養バランスを保つ意味で重要であると聞いたことがあります。
けれどもその大切な給食が、いま大変なことになっていると幕内さんは言います。食に対する大人の無理解が、給食を大変ゆがんだものにしていると言うのです。

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2010年5月19日 (水)

創るセンス工作の思考

「創るセンス 工作の思考」森博嗣:著(集英社新書)

ビジネスの現場でも教育の現場でも、もの作りの大切さに異を唱える人はいないでしょう。けれどもそこで言うところの「もの」とは一体何か? となると、たちまち議論が百出します。たとえば「ソフトウエア開発はもの作りと言えるのか」という問いに対しては、是非が相半ばするのではないでしょうか。
こうした「総論賛成、各論反対」が起こる理由は、「もの作りがなぜ大切なのか」という合意がなされていないからです。それが本書を読んでよく分かりました。

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2010年5月17日 (月)

空中庭園

「空中庭園」角田光代:著(文春文庫)

角田さんの作品は、もうずっと前から読みたいと思っていました。雑誌のコラムやテレビのトーク番組でその存在を知り、週刊文春のアガワさんとの対談で惚れ直したのに、なかなか機会に恵まれませんでした。いや、単にさぼっていただけなんですけどね。
それで連休こそは、読んでみるぞと決心したものの、さて膨大な作品群の中で何を選べばよいのやら…。困っていたときに文学好きの知人が何冊か勧めてくれました。そのうちの一冊が本書です。

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2010年5月14日 (金)

脳ブームの迷信

たちまちわかる最新時事解説 脳ブームの迷信」藤田一郎:著(飛鳥新社)

行きつけの書店で岩波ブックレットが置いてある書棚を物色していたら、本書を発見しました。版型は岩波ブックレットと同じで、サブタイトルにある通り、時事ネタを扱っているという点が特徴のようです。

帯には「脳トレ、サプリは脳に効かない!? 世に広まる怪しい迷信を一刀両断! 脳科学の現場から真実を提言」と書いてありました。確かに最近は、多くのメディアに「脳に効く」とか「脳によい」などといった言説が頻繁に登場します。これまで私は、こうした表現に対し、ほんとかなあと思いつつも、信じたい気持ちも持っていました。

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2010年5月12日 (水)

教育書ベスト5

Kyouiku

先日は、カテゴリ別冊数第1位だった「教養書」のベスト5を紹介しました。で、その次は? と数えてみたところ、「教育書」でした。全部で61冊です。もともと、教育書をよくいただくことから始めたブログですから、当然ではありますが。他のカテゴリの本は時期によってばらつきがあるのに比べ、教育書は、ブログ開始当初から現在まで満遍なく読んでいるな思いました。

せっかく数えたので、今回もベスト5を選んでみました。こちらも、選ぶことよりも順位を付けるのが難しかったです。

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2010年5月10日 (月)

ビッグイシュー日本版 142号

Big_issue

ホームレスの仕事をつくり自立を支援する THE BIG ISSUE JAPAN ビッグイシュー日本版 142号」((有)ビッグイシュー日本)

健康のため、ほぼ毎週1回は青山から新宿までウォーキングをしています。先日も歩いていたら、慶應病院の正門付近(JR信濃町駅前)で本誌の販売員さんをみかけました。以前もご紹介しました通り、この雑誌は書店ではなく、路上の販売員から購入します。この場所で販売員さんを見かけるのは初めてですし、時間にも余裕があったので、本誌を購入するとともに販売員さんと少し話してみました。

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2010年5月 7日 (金)

告白

「告白」湊かなえ:著(双葉文庫)

本書は出版後、さまざまな書評で取り上げられ、本屋大賞を受賞するなどずいぶん話題になった本です。それが、つい先だってようやく文庫化されました。
早速購入しようと書店で手に取り、奥付を見てビックリしました。
 2010年4月11日 第1刷発行
 2010年4月16日 第3刷発行

たった5日で第3刷sign03 いやはや、ものすごい売れ行きの本です。

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2010年5月 5日 (水)

教養書ベスト5

Kyo_yo記事別のアクセス数を調べた際、これまで読んできた本(含雑誌)の4月末時点での数を数えてみました。1記事で複数冊紹介している場合も1冊とカウントしたところ、合計302冊でした。読むのはともかく、まあよく書いてきたものだと思います(遠い目)。

このうちどのカテゴリが最も多いかと数えてみたところ、「教養書」でした。全部で66冊です。もっともカテゴリとして「教養書」ってのは、そもそもアリなのか?という根本疑問は残りますがcoldsweats01
とはいえ、せっかく振り返ったのですから、この3年間に読んだ中でのベスト5を選んでみようと考えました。

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2010年5月 3日 (月)

アクセス数ベスト5

Best5

先日ブックブログ3周年となったことから、記事ごとのアクセス数を調べてみました。本日はその中から、ベスト5をご紹介いたします。
残念ながら、ジャストブログ時代の数字は残っていないので、必然的に最近の記事が中心となります。2009年9月1日~2010年4月30日までの8か月間で集計してみました。
結果は──なんとも複雑なものとなりましたcoldsweats02

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