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2010年8月18日 (水)

読書感想文の季節

Kanso_2

またまた読書感想文の季節がやって参りました。当ブログにも、先週あたりから「書名+感想文」という検索語でやってくる方が数多くなっています。このブログの説明に「感想文」という単語を使っているからでしょう。実際には宿題の参考にならず、申し訳ございません。

そんなことで、昨年は「読書感想文のヒント」という記事にて感想文の書き方を自分なりに説明しょうとしました。しかしながら、今読み返してみると、書き方説明のような製品紹介のような、どっちつかずの印象です。そこで性懲りもなく、今年も書いてみることにしました。しかもかなり邪道な方法にチャレンジです。

どの本で書くか、何を書くか
 自分で書籍を選んで良い場合、課題としてよく出される本にするのが無難です。そうしたお勧め本のコーナーを設けている書店もあります。ちなみに、この1か月間に「書名+感想文(or感想)」というクエリで検索された、主なブログ記事は次の通りです。

  1. もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
  2. 桐島、部活やめるってよ
  3. 蹴りたい背中
  4. 友だち幻想
  5. 泣き虫ハァちゃん
  6. 16歳の教科書

 2.3.5は文学的作品、4.6は説明的作品、1はその中間といったところでしょうか。これらは課題図書として出されたことが想像できますので、その特徴ごとに対策を考えてみます。
 まず文学的作品は、高校生や小学生が主人公。つまり、自分に引き寄せて読んで欲しいという先生の意図が読み取れます。ですから、これらの本で感想を書く場合は、自分と主人公を比較して、同意できたところとできなかったところ、それぞれ2~3抜き出し、その理由とともにメモしておけば、書くのが非常に楽です。

 説明的作品の場合は、目次に注目です。目次のタイトルはたいていその章の要約になっていますから、その中で自分が同意できる部分だけを、やはりその理由とともに抜き出します。同意できなかった部分は書きません。よほど自身があればよいですが、理由がしっかりしていないと、単なる言いがかりになってしまいますから。

■誰に書くのか
 「感想文は想定読者を設定すると書きやすい」とは、よく言われます。私も昨年そう書きました。ところがたいていは次のように考えてしまい、書いている途中で挫折するのです。

  1. 評価をするのは宿題を出した先生。だから先生宛に書くのだな
  2. 先生はこの本読んだのかな? それなら、あらすじ部分は不要だし
  3. 主人公の悪事が面白かったけど、そう書いたら叱られるようなあ
  4. あの場面が印象的だったけど、きっと、みんなとかぶるよなあ
  5. ああ、考え出すと、書く事なんてないや!

 つまり大切なのは「既読か未読か」「趣味嗜好は何か」など、基本的なことを知らない人は、想定読者にしないということです。友人や兄弟、部活の先生や親など実在の人物を想定しても良いですし、小さい頃の自分、未来の自分の孫など架空の存在に書くのも良いでしょう。ポイントは「考え方が容易に想像できる人」しかも、「それを想像すると楽しい人」ということです。

「ウリ」は何か
 感想文は「書きさえすればよい」という場合もあるでしょうが、せっかく提出して読んでもらうのですから、先生の印象に残る文章を書きたいものです。それが文章なら言うことはありませんが、実際には難しいでしょう。そこで少し邪道ですが、いくつか目立つ方法を考えてみました。

  • サプライズ手法:「○○へ」と書き出された感想文が、実は未来の自分の孫への手紙だったことが最後に明かされる。
  • つかみはOK手法:「一読後私は無性にかき氷が食べたくなった」「全身の水分が無くなってしまうほど泣いた」など、奇妙な言葉、激しい言葉で書き出し、引きつける。
  • IT活用手法:Twitterのつぶやきのように、1内容を140文字の感想を書き連ね、全体として感想文に見せる。架空の掲示板、チャットなどを用いることも考えられる。
  • 見た目重視手法:内容よりも見た目のインパクト、ということで、巻紙に毛筆で書く。戦記物や歴史物の感想だと有効かも。

さて、今回の「感想文の書き方」いかがでしたでしょうか。たぶんあまり参考にはならなかったと思いますが、私にとっては結構いい刺激になりました。ハウツー本というのは、書き手に最も役立つのではないかと感じたくらいです。
夏休みもあと少し。宿題にラストスパートがかかることを期待しています。

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