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2011年3月13日 (日)

先生方にお願いしたいこと

Honoo

このたびの大震災に際して、被災された方々にはおかけする言葉もございません。寄付や節電など、自分にできることから始めてはいますが、どうにも気持ちが塞ぎがちです。そんな中、教育界から貴重な情報をいくつかいただきました。

明日からすぐにお役立ていただけると思いましたので、ここにご紹介させていただきます。

まずは千葉大学の藤川先がお書きになった

地震の後、学校で考えてほしいこと

という記事。すでにご存じの方が多いとは思いますが、念のためご紹介させていただきました。メディアが震災一色ということもあり、日本中どこの学校でも話題の中心は、東日本大震災となることでしょう。場合によっては、不謹慎なギャグなどを交えて話す子がいるかも知れません。けれども、彼らも同様に傷ついているのです。これだけ凄惨な映像を見せられたら、大人だって憂鬱な気持ちになります。ましてや、人生経験の少ない子どもたちは、気持ちのやり場に困ることでしょう。
藤川先生のご提言は、ポイントを突いた上に具体的な提言なので、とても参考になるのではないでしょうか。

また、技術系のMLでは、阪神淡路大震災の際、避難所となった学校にいらした、兵庫県の浅田先生から貴重な情報が流されていました。避難所の運営マニュアルです。「公的なマニュアルはたくさん出ているので、その隙間を埋めるようなもの」とのこと。
もし避難所に勤務されている先生がいらっしゃいましたら、参考にされてはいかがでしょうか。

  1. 避難所運営はおそらく長期に渡ります。避難住民の方だけでなく、先生方が倒れないよう、休息場所を確保し、交代で休息をとって下さい。不眠不休は3日ももちません。特に管理職などの健康に注意が必要です。
  2. 職員室、保健室、事務室、給食室などは避難所運営のために確保して下さい。避難住民の方がすでに入室されている場合は、状況を見ながら、別室に誘導しましょう。
  3. 避難住民の方の自治組織の確立や、ボランティア参加を促すことも重要です。
    • 掃除や物資の運搬などは、避難住民に依頼することが大切です。
    • 水がない場合、トイレは直ぐに溢れます。運動場に深い穴を掘って、石灰を入れた簡易トイレをつくる必要があります。
  4. 避難所運営のために避難住民の名簿が不可欠です。また安否確認の方が長蛇の列をなすことがあります。できるだけ速やかに避難住民の方の名簿を作成し、コンピュータで検索できるようにすることが大切です。
    • 人数が多数の場合は、最初は名前だけでも、続いて住所、年齢を入力する。
    • 現地で作成が難しい場合は、被災地外で作成応援を求めるのも方法です。
  5. 初期は水、食料、毛布が必要です。赤ちゃんや病人のためのおむつやおも湯も必要です。メガネや靴、女性の生理用品も早い段階から必要でした。
    • 必要なものは、1日1日違ってきます。
    • 公的な連絡は、大体1日遅れで情報が伝わります。
    • 報道される避難所には援助物資が多く、小規模避難所には不足しがちです。
    • 避難所間での調整も必要ですが、案外難しいです。
  6. 聴覚障害の方、外国人の方へのアナウンスが不足しがちです。重要な連絡は、放送だけでなく、紙に書いて張り出しておくことも忘れないで。
  7. 校内放送は、女性の落ち着いた声が安心感を与えます。夜間9時以降の放送は安眠できないので、しないようにしましょう。

それから、先生ではありませんが、このブログでも著書を何冊か紹介している荻上チキさんが、ネット上にあふれるデマについてコンパクトにまとめてくださっています。

東北地方太平洋沖地震、ネット上でのデマまとめ

子どもたちに正確な情報を与えたり、またネットメディアについて一緒に考えたりする際の参考になさってください。先生方の励ましで、子どもたちが少しでも元気になってくれることをお祈りしております。

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