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2011年4月

2011年4月29日 (金)

心に刻む日めくり言葉 子どものための教室論語

心に刻む日めくり言葉 子どものための教室論語」論語研究教師の会:著(さくら社)

調子に乗って、シリーズ3作目もご紹介します。それは「論語日めくり」。これまでの日めくりは、先生個人むけでした。おそらくは先生の自宅や職員室に置かれるべきものでしょう。一方、この日めくりは、明らかに教室に置くことを想定して作られています。

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2011年4月27日 (水)

子どもを育てるための 有田和正 追究

心に刻む日めくり言葉 子どもを育てるための 有田和正 追究」有田和正:著(さくら社)

先日ご紹介した野口さんの日めくりと同時に、実はあと2種類の日めくりが発売されていました。
そのうちの一つがこちら。著者の有田さんのお名前は、おそらく教育関係者なら最低1度はその名前を目や耳にしたことがあることでしょう。先日の「師道」は、先生が心得るべき哲学的内容が多かったのに対して、この「追究」は授業のスローガン型ともいうべき内容がほとんどでした。

まず印象的だったのが次の言葉。

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2011年4月25日 (月)

学級経営10の原理・100の原則

「学級経営10の原理・100の原則困難な毎日を乗り切る110のメソッド」堀裕嗣:著(学事出版)

最近は業務上の必要があり、学級経営の本ばかり読んでいます。これまでは教育書というと、立ち読みした段階で「う~ん」となってしまう本が少なくない、という印象を持っていました。けれどもこのところ、学級経営本を集中的に読むようになって感じるのは、良い本が多いなあと言うことです。

本書も、「むむ、これはすごい」と思った本のうちの一つです。本書を開くと真っ先に目に入る「まえがき」で、まずがつんとやられます。書き出しの一文がすばらしいのです。

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2011年4月22日 (金)

教師が伸びるための 野口芳宏 師道

心に刻む日めくり言葉 教師が伸びるための 野口芳宏 師道」野口芳宏:著(さくら社)

いやあ参りました。「企画の勝利」という言葉がありますが、本書(本商品?)は、まさにそれにあたります。日めくりが本なのか、という議論はさておくとして、この企画が素晴らしいのは、内容とそれを伝える形式が一致しているということです。

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2011年4月18日 (月)

野茂英雄

「野茂英雄――日米の野球をどう変えたか」ロバート・ホワイティング:著/松井みどり:訳(PHP新書)

ロバート・ホワイティングさんの本はこれまでも何冊か読んでいます。代表作のひとつ「和をもって日本となす」は、日米の野球を題材とした割合辛口の日本文化論、といったところでしたし、スポーツ雑誌の「Number」で時折見かける評論も、鋭く、厳しいものが多い、といった印象でした。

そのホワイティングさんが久々に出した新書ということで、本書に興味を持ちました。なぜこの時期に書くのか、なぜ野茂投手なのか――こうした疑問は、第1章の書き出しによって、簡単に解消しました。

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2011年4月15日 (金)

「算数」を探しに行こう!

「「算数」を探しに行こう!――「式」や「計算」のしくみがわかる五つの物語」石原清貴:著/沢田としき:イラスト(新潮文庫)

本書は「授業の復権」という本で絶賛されていた本のうちの一冊です。残念ながら絶版と言うことで、アマゾンから古本で手に入れました。

著者は小学校の先生。私は存じ上げない方ではあるものの、イラストを描いているのは、著名なイラストレーターである沢田としきさん。文庫でこれだけ有名どころを起用するということは、発行にはかなりコストがかかって(=気合いが入って)いると言うことです。これは、確かにスゴイ本なのかもしれないということで、早速読んでみました。

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2011年4月13日 (水)

がんばれ理論社?

昨年の11月に、「がんばれ理論社」という記事を書きました。良書を出版していた理論社を応援しようと言う書店の企画に賛同した、という話題です。そして、そのときに購入した「この世でいちばん大事な「カネ」の話」という西原理恵子さんの著作を紹介しました。

その後再建のスポンサーも見つかったと聞き、安心していたのですが、先月ビックコミック・スペリオールを読んで驚愕しました。現在理論社と西原さんの間でトラブルになっているようなのです。そう言われてみると、左の書影に新品の価格が記載されていません。ベストセラーにもかかわらず、どうやら絶版になったようです。

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2011年4月11日 (月)

三匹のおっさん

「三匹のおっさん」有川浩:著(文藝春秋)

本書は、発売以来ずっと気になる存在でした。まず発売後すぐに、週刊文春の書評で紹介されているのを読んで興味を持ちました。60歳過ぎの、少し前の時代なら「老人」といわれた世代の「おっさん」たちが繰り広げる勧善懲悪劇というのも面白そうでしたし、何より作者の有川さん自身に興味を持ちました。
Wikipediaで調べたところ、お名前は「ありかわひろし」さんではなく、「ありかわひろ」さんとお読みする、女性作家だったのです。女性作家の描く「おっさん」。ストーリーよりも、まずはそっちが気になりました。

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2011年4月 8日 (金)

思考の補助線

「思考の補助線」茂木健一郎:著(ちくま新書)

「脳と創造性」(PHP研究所)で驚嘆し、NHKの「プロフェッショナル」降板劇でえ~と思い、「日経サイエンス」の連載で再認識し、バラエティ番組への出演で幻滅し、Twitterで改めてファンになる──茂木さんに対する私の思いは、ここ数年でまるでジェットコースターのように上がったり下がったり、めまぐるしく変化してきました。そこでそろそろ、何かまとまった著書を読みたいなと思っていたときに本書を見つけました。

茂木さんの著書は、非常にたくさんありますが、たいていタイトルに「脳」がついてます。本書を読もうと思ったのは、まさに「脳」がないから(笑)でした。しかもなかなかしゃれたタイトルです。
さらにカバーの見返し部分には、こんな威勢のいい紹介文が掲載されていました。

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2011年4月 6日 (水)

新卒教師時代を生き抜く心得術60

「新卒教師時代を生き抜く心得術60―やんちゃを味方にする日々の戦略」野中信行:著(明治図書)

以前ご紹介した「若手教師のよくある悩み」は、いろいろな意味で衝撃的な本でした。同書で野中さんが繰り返し述べておられたのは、「まず学級づくり」ということ。
それまで私は、授業を成立させているのは、教材研究とそれを支える教育技術だと信じていましたので、価値観がひっくり返りました。そこで、その考え方をもっと知りたいと思い、同書でたびたび引用されていた、本書を読んでみることにしました。

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2011年4月 4日 (月)

日経サイエンス(2011年5月号)

「日経サイエンス 2011年5月号」(日本経済新聞出版社)

震災後減退した読書意欲は未だ完全には復活していません。正直申しますと、先週の記事も震災前に書きためていたものでした。
一方週刊誌やマンガは変わらず読み続けています。そんな中で自宅に届いた本誌。表紙に大きく掲載された特集のタイトルは「史上最大の望遠鏡」、表紙にもハワイの天体望遠鏡の写真が掲載されています。

ただでさえ天文学にあまり興味のない私。加えて連日報道される原子力発電所の事故によって、科学技術に対する信頼が揺らいでいます。「とてもじゃないけど、読む気分になれない」となるかと思いきや、実際にはいつもと変わらず読むことができました。

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2011年4月 1日 (金)

小学五年生

「小学五年生」重松清:著(文春文庫)

重松さんの本は、結構好きでよく読んでいます。このブログでも以前「くちぶえ番長」「青い鳥」を紹介させていただきました。いつも思うことは、どうしてこんなに少年時代の気持ちを思い起こさせてくれるのだろうかということです。いや、実際に小学生だったときにこんなことを考えていたのかどうかは定かではありません。それでも確実に少年の気持ちに引き戻してくれます。

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