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2012年7月13日 (金)

日経サイエンス2012年8月号

「日経 サイエンス 2012年 08月号」日本経済新聞出版社

 今月の日経サイエンスの特集は、「太陽異変」。太陽の活動低下が地球の寒冷化をもたらすって話は聞いたことがありましたが、それはてっきり太陽からの線量が低下するのが原因かと思っていました。

 でも実は、ほとんど低下しないんだそうですね。じゃなんで寒冷化するかというと、宇宙の磁場が関係しているのだとか。

 太陽の活動が活発だと、強力な磁場が発生して、それが地球を始め太陽系の惑星に降り注ぐ宇宙線をさえぎっています。それが、太陽の活動が弱くなって、磁場が弱くなると、地球に降り注ぐ宇宙線が増えて、それが気象に影響を与えているのではないか、という仮説が解説されていました。
 ぼくみたいな理科オンチにもちゃんとわかるような図と文章で構成されているのが、日経サイエンスのよいところです。特に図版が分かりやすくてきれいです。
 ただ、この記事である意味予言されていた、梅雨時後半の豪雨ってのが、あたっちゃったのが、ちょっと残念です。特に九州地方の豪雨は、早く収まってくれればよいのですけれど。

 他にも「竜巻の脅威」と題した第2特集もかなり読ませてくれました。竜巻の起こるメカニズムと、予想を精緻化するための取り組み、「超光速」ニュートリノ騒動の顛末、PTSDなど心に大きな傷を負った人の記憶を消し去るための研究、などが紹介されていました。記憶を消したり書き換えたりするのって、漫画の世界だけじゃなく、真面目に検討されているんだなと思う一方で、悪用されたら大変だよな、とも思いました。

 いずれにせよ、今月の日経サイエンスはお勧めです。

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