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2012年10月 1日 (月)

学級通信を出しつづけるための10のコツと50のネタ

「学級通信を出しつづけるための10のコツと50のネタ」石川晋:著(学事出版)

 学級通信の重要性は、多くの方が指摘しています。実際、学級通信関係では多くの書籍が発行されています。その中で、本書の特徴は、タイトルにあるとおり「出し続ける」ことにあるのでしょう。期待して読んでみました。

 冒頭驚かされるのは、筆者である石川先生の失敗事例から入っていることです。実物も掲載され、どこがどう悪いかが解説されています。これはなかなかできることではないと思いますが、読者にとっては参考になる部分でしょう。それに続けて提示されている10のコツも具体的で分かりやすいものばかりです。特に若い先生にとっては気づかないような工夫が多いのではないでしょうか。

 けれども、50のネタの部分になると、ちょっと首をかしげてしまいました。内容的にコツとどう違うのか分からなくなってしまった部分があり、さらに、50のネタはある程度内容的に分類されてはいるものの、その提示している内容の範囲にバラツキがあります。
 それから、本書の特徴であろう「出し続ける」ためのコツは、書くためのコツと併せて書いてあります。本書を手に取った読者がもし、「出し続ける」という部分に期待して購入したとすると、ちょっと不親切ではないかなあと思いました。

 ノウハウ本を読むのは楽で、書くのは大変ということは痛いほど分かります。内容は素晴らしいだけに、構成をもっと工夫したらよかったのになあと感じました。

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