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2013年12月31日 (火)

2013人気書籍ベスト5

Muratyan

 2013年も最後となりました。すでにあまり更新しなくなっているこのブログにアクセスしていただき、ありがとうございます。 今年1年、このブログにアクセスいただき、さらにリンクをたどって、多くの方に書籍を購入していただきました。

 本日は、その購入冊数の多かったものから順に5冊紹介させていただきます。なかなかバラエティに富んだラインナップとなりました。

■第1位

「教育×破壊的イノベーション」クレイトン・クリステンセン、マイケル・ホーン、カーティス・ジョンソン著/櫻井祐子訳/根来龍之解説(翔泳社)

 本書の中心的な主張である「真面目に「改善」に取り組んでいるがゆえに、根本的な改革がかえって阻害されている」というのが、最も興味を引いた部分でしょう。

 著者のクリステンセンさんは、イノベーションの専門家であるだけに、昨今教育界でもよく聞かれるようになったこの言葉に対する理解を深める上でも適切な一冊です。

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■第2位

「発想法 ―創造性開発のために」川喜田二郎:著(中公新書)

 世の中に発想法について書かれた書籍はたくさんあります。そんな中で、本書はその元祖と言ってもよい存在でしょう。初版が1967年の本です。
 ここに書かれた発想法が、「KJ法」として非常に有名となりました。

 そんなに古い本ではあるものの、内容は全く古くありません。いや、むしろ「KJ法」という言葉が一般化した今こそ読むべき本であるとも言えそうです。それだけに、多くの方が、購入されたのでしょう。有名な発想法の根本を知る意味でも有意義な一冊です。

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■第3位

「学級経営10の原理・100の原則困難な毎日を乗り切る110のメソッド」堀裕嗣:著(学事出版)

 教育書のコーナーに行くと、学級経営に関わる本がたくさん出ています。その傾向は、近年加速しているようにも感じます。おそらく、それだけ重要性が増しているということでしょう。

 本書は、そうした多くの「学級経営本」とは一線を画しているように見えます。それは「やり方」を説いているように見せながら、実は「あり方」を説いているからです。
 子供たちはもちろん、地域や学校状況が違うのですから、「やり方」をいくら説明しても意味がないからでしょう。「教師としてどうあるべきか」という視点で読むと、ひと味違う一冊です。

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■第4位

「人についての思い込み1 悪役の人は悪人?」吉田寿夫著(北大路書房)

 本書は、ハイティーン向けに書かれたクリティカルシンキングの入門書です。クリティカルシンキングについて解説した本は、非常にたくさん出版されていますし、「ティーン向け」などと書かれていても難しい本が少なくない中で、本書は、突出した分かりやすさと言えるでしょう。

大雑把に言えば 
「人は過度に思い込む動物なので、人を判断するときは今一度よく考えてみよう」
というのが本書の主張。巧みな例示と丁寧な説明をお楽しみください。

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■第5位

「叱る技術 騒がしい教室を変える40の方法」上條晴夫著(学陽書房)

 本書はタイトル通り叱り方を説明した本です。ではなぜ叱るのか。それは授業を成立するためです。そのあたりの理路が、初任者の先生にも分かりやすく書かれたのが本書。

 とはいえ、叱ることはもちろん、教える作業を手順化するのはそう簡単なことではありません。それでも著者の上條さんが、この難しい作業に取り組んだのは、本書の想定読者にとって最適な説明方法だと考えたからでしょう。

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