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2014年3月31日 (月)

ヒラノ教授の論文必勝法

「ヒラノ教授の論文必勝法 教科書が教えてくれない裏事情」今野浩:著(中公新書ラクレ)

 正直本書は、タイトルだけ見て目次を読まずに購入してしまった本です。文章生成に関する本は、基本的に読んでみようと思っているので。帯にでかでかと「作文技術以外の役立つノウハウ満載」と書いてあることの意味をよく考えもせずに。

 読んでみると、確かにタイトルや帯の文章に偽りなし。論文の「必勝法」が書かれていました。
 このように書くと、「論文に勝ち負けとかあるの?」と訝る向きもあるでしょう。どうやらあるらしいのです。アカデミズムの世界では。要するに、本書は、研究者や研究者になろうとしている人たちに向けて書かれた、「効果的」な、研究の進め方、論文の書き方の本だったのです。

 著者の今野さんによる、「ヒラノ教授の~」というのは、どうやらシリーズ化されているようで、とても人気なのだとか。恥ずかしながら全く知りませんでした。
 期待通りの本ではなかったものの、著者の経験に基づくであろう、様々なエビソードが、論文を必要としない読者にとっても、なかなか面白いものでした。面白さの原因は、きっと著者の軽妙な文体にあるのでしょう。人気シリーズになるのもわかると思いました。

 この春から、新たな研究生活に入る方、研究者を目指そうと考えている方にとっては、一読してもいい一冊ではないでしょうか。

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