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2014年3月11日 (火)

文部科学省

「文部科学省 - 「三流官庁」の知られざる素顔」寺脇研:著(中公新書ラクレ)

 いわゆる「ゆとり教育」の導入を指導した寺脇さんがかつて所属していた「文部科学省」。さぞかし面白い内容が欠いてあるのかと想像して、中身も見ずに本書を購入しました。

しかし、結果的にそれは大失敗。これは「文部科学省」というタイトルにはなっていますが、エッセイですね。それも退屈なエッセイ。何の提言もありません。それに、本書を書くにあたって、自らが経験されたこと以外に調べた様子が感じられなかったことも残念な点です。

たとえば、日教組との関係について、本書では、敵対関係ということだけで片づけられています。確かに寺脇さんが在籍していたときはそうだったのでしょう。しかし、もともと日教組が組織されたのは、文科省の省令がきっかけだったと言われています。この件について何ら言及がないのは、片手落ちどころではない情報不足でしょう。
本書は一事が万事この調子で食い足りない内容となっています。著者のキャリアを考えれば、極めて残念な一冊と言うことができるでしょう。

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