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2016年3月 3日 (木)

小学校各教科「評価・評定」のすべて

「観点別でよく分かる! 小学校各教科「評価・評定」のすべて (はじめての学級担任)」岡田広示:著(明治図書)

 「評価」と「評定」の違いは何か、と問われて即座に明確に答えられる先生はどれくらいいるでしょうか。教育活動に限らず、企業活動でも評価は非常に大切なのですが、業務の忙しさにかまけて、つい忘れてしまうのがこの視点でもあります。
 本書の白眉は、小学校の全教科について評価の観点と評価方法を網羅していることです。これには大きく二つのメリットがあると思われます。

 まず1つめは、評価の観点をメタ認知できるということです。
 多くの先生が評価の観点を目にするのは、教科書の教師用指導書でしょう。たしかにここには詳しく書いてあるものの、それだけで評価を構想してしまうと、教科ごとに観点がバラバラになってしまう危険性があります。小学校では、教科指導とともに学習習慣を学ばせるといった、生活指導、生徒指導的な側面がありますから、こうした統一的な視点は重要だろうと思います。

 もう1つは、評価のための評価にしないことです。指導案の中には、1時間の中に評価の観点が5つも6つも書いてあるものがあります。細かく言えばそういうこともあるでしょうけれども、細かくて正確な視点を持てば授業が良くなるかと言えばそうでもありません。
 本書では具体的な活動も挙げて評価の観点を示しているので、評価を通じた授業改善が可能になるのではないでしょうか。

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