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2016年5月11日 (水)

学級経営計画ノート

「学級経営計画ノート―小学校・中学校編」スクールプランニングノート制作委員会/学級づくり研究会:編 (学事出版)

 これはなかなかユニークな「ノート」です。ノートといいつつ「単行本」カテゴリで売られているということも、そのユニークさのひとつですが、単なるノートでもないという点が特徴的です。
 ひと言で言うなら、本書(本ノート)は、学級経営の計画(立案)→実施→評価を一元的に行うためのワークシートなのです。このノートに書き込み、振り返ることで、自分だけの教育書が作れると言っても過言ではないでしょう。

 このノートは大きく4つの章で成り立っています。

  • 第1章 グラウンド・プラン編
  • 第2章 スタートアップ編
  • 第3章 イベント・プラン編
  • 第4章 バランスチェック&メモリー編

Photo  第1章の「グラウンド・プラン編」は、その名の通り土台作り。クラスの約束事やきまりをどのようにするかを書いておきます。これは、意図的に計画できるというメリット共に、ぶれない運営のためにも有用なツールになることでしょう。曖昧な点を見つけやすくなるかもしれません。
 左は第1章の中にある、「席替え・班替えの方針と方法」と、「話し合い活動の方針と方法」について記述するページです。ご覧の通り、テンプレートが提示されていると共に、小口側には、記入例の他、この項目を考える際のワンポイントアドバイスなどが記載されています。かなり優しい設計です。

 「スタートアップ編」は、いわゆる「黄金の3日間」などに決めること、確認することをリストアップする欄、「イベント・プラン編」は、行事の計画です。

Photo_2

 そして多くのページが割かれているのは、「バランスチェック&メモリー編」です。ここは、学習指導で言えば、評価にあたるところ。自分の学級経営について所見を書き留めると共に、そのバランスについて見直せるように、レーダーチャートがついています。(左の写真参照)
 基本的に見開きで構成されていて、左は記入欄、右はプリントや資料を貼れるスペースや、チェックシート、コラムなどとなっています。
 なかなかよく考えられたノートだと思いました。これを1年間使って指導を記録すれば、非常に有用な資料になることだろうと思います。

 とはいえ、ただでさえ文書作成の仕事が多い昨今、やり遂げられる先生はどれほどいらっしゃるのかなあとも思います。挫折してもいいから、できるところだけでもやってみましょうというのが、本書の企画委員会の思いなのでしょうか。
 実際に使った方の意見を聞いてみたいものです。

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