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2017年3月19日 (日)

総合教育技術 2017年 04 月号

「総合教育技術 2017年 04 月号」(小学館)

 今月の第1特集は、「新学習指導要領スタートプラン」。新しい学習指導要領案の中で、重要な要素となっている「カリキュラム・マネジメント」「資質・能力」「主体的・対話的で深い学び」について、識者の言葉を掲載しつつ、各地の実践校を取材して、その姿を具体的に示しています。
 この特集が秀逸なのは、「カリキュラム・マネジメント」「資質・能力」「主体的・対話的で深い学び」について、最低でも数年は取り組んでいる学校を取材先に選んでいることです。中には数十年も取り組んでいる学校もありました。
 もちろん、一概に長年やればいいというものではありませんが、付け焼き刃でない実践に基づくお話は、やはり傾聴に値するものが多いように感じます。これから取り組もうとされる管理職の方には参考になる記事ではないでしょうか。

 第2特集は、「全国学力調査を生かした思考・判断・表現力の深め方」です。こちらは一転して理屈中心の記事。このようなテーマを掲げて研究をされる学校には非常に参考になる記事でしょうし、毎年行われる学力調査の意義を見失いそうになりそうな昨今では、一読しておく必要はありそうです。

20170318_152855  それから管理職やミドルリーダーの方にとっては、別冊付録となっている「学校管理職の仕事」(左の写真)は重宝するのではないでしょうか。
 内容は、小学校編と中学校編に分かれ、月ごとの仕事の内容や留意点が、「校長向け」「副校長・教頭向け」「主幹・主任向け」それぞれに、しかも端的に書かれています。「学校便りの文例」なんてのもあります。「役職別見通しBook」というサブタイトルがつけられているだけのことはあります(笑)。

 それから、4月号ということで、いくつかの新連載が始まっています。
 赤坂真二先生の「チーム学校への挑戦」、岩瀬直樹先生の「学校教育未来探訪」、野口芳宏先生の「本音・実感の教育不易論」の3つです。どれも読み応えがあり、さらに今後に期待できる論考でした。

 それから、昨年度から引き続いているコラムも充実しています。私が構成を担当させていただいている、堀田龍也先生の「間違えないICT」は、新学習指導要領案の総則とICTの関係について分かりやすく解説しています。また、多賀一郎先生の教師教育のコラムは、「教師教育者教育」への提言です。この視点も非常に重要になってくると言えるでしょう。

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