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2017年10月17日 (火)

総合教育技術 2017年 11月号

「総合教育技術 2017年 11月号」(小学館)

 総力大特集は「どう進める?新学習指導要領『教科横断的な学び』と『カリキュラム・マネジメント』」です。教科横断型カリキュラム・マネジメントに必要な視点と具体策を、無藤隆先生と田村学先生が解説しています。
 理論的な話ばかりではなく、教科と教科、単元と単元をつなぐ全国の先行5事例のレポートが掲載されています。とはいえ、当然ながら、まだ本格的に取り組んでいる公立学校は少ないですから、中高一貫校や教育委員会のお話が中心となっています。
 この中で目を引くのが、やはり長年カリキュラム・マネジメントに取り組んでいる千葉県の北条小学校の事例でしょう。こちらは必読の内容かと存じます。

 特集2は「ここがポイント!『特別の教科 道徳』の『評価』」です。小学校では来年度から、中学校では再来年度から正式に始まる「特別の教科 道徳」について、「評価」をターゲットに下記事構成になっています。小中学校それぞれの評価文例とともに、評価の観点などについて具体的に記載されていますから、かなり参考になることでしょう。校内研修などの資料としても有用ではないでしょうか。

 それから、今回の巻頭インタビューも必読です。脳科学者の中野信子さんが登場し、いじめについて語っています。この中で、学校でよくある「団結や一丸」といった言葉やふるまいが、結果としていじめを誘発しているという指摘が目を引きます。こちらは、管理職はもちろん、担任をもたれている先生にとっても必読のインタビューでしょう。

 連載コラムも相変わらずの充実ぶりです。多賀先生のコラムでは、「官制の悉皆研修は役に立たないのか」というテーマが取り上げられていました。これは重要な提言です。
 堀田龍也先生の「間違えないICT」では、プログラミング教育についての話題。学校におけるプール指導の歴史と比較しての主張が非常に説得的で、分かりやすいのではないでしょうか。

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