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2019年4月16日 (火)

総合教育技術2019年05月号

「総合教育技術2019年05月号」(小学館)

 今月は、いつに増して読み応えがありました。
 まず、巻頭インタビューは星野ルネさん。「アフリカ少年が日本で育った結果」を描いた方です。日本の学校のよさを述べながらも「日本の学校はサラリーマンを育成する前提でできている」という指摘は鋭いと思いました。
 総力大特集は「新学習指導要領全面実施を見据えた 移行期2年目の校内研修」です。さまざまな教育課題に向き合うために、学校現場はどのように校内研修をつくっていくのか。「教師集団」をキーワードに構成されていました。多様な論客が、それぞれの立場から提言されているのが印象的でした。重要テーマ別の実践レポートも読み応えがあります。

 特集2は「不登校生徒を学校に!」。不登校生徒を積極的に受け入れている立花高等学校(福岡県)の取り組みと、不登校を経験した生徒たちの本音座談会は必読だと思いました。ただ、「学校に!」というタイトリングはどうだったでしょうか。不登校の原因は一様ではありませんから、「不高校生徒に寄り添う」くらいの方が誤解が少なかったのではないでしょうか。内容が素晴らしいだけに、少し残念です。
 特集3は「『全国学力調査』を生かした学校改革・授業改善PART2」です。4月号で赤坂真二先生が紹介した「N小の奇跡」を掘り下げています。これも素晴らしい特集。奇跡のキーパーソンともいうべきミドルリーダーの役割を赤坂先生の分析、学校レポートが掲載されています。

 堀田龍也先生の「間違えないICT」は、川崎市の佐藤先生が行ったプログラミング授業を講評しています。実践のヒントになることでしょう。また、私が担当した「教育ソフト・サービス選定のヒント」は、ソフト導入の仕様検討をするのに参考にしていただけるはずです。
 新保元康先生の「学校の日常改善アイディア」は、公開研究会を見直そうという提案をしています。単に無くそうということではありません。授業改善、働き方改革の視点からの提言です。実際に新保先生が校長として実施した施策ですので、必ず参考になることでしょう。

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