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2019年5月

2019年5月20日 (月)

吃音: 伝えられないもどかしさ

「吃音: 伝えられないもどかしさ」近藤雄生:著(新潮社)

 教育関係者の方であれば、「吃音」と聞いて、意味が分からないという方はほとんどいないでしょう。それほど多くの方が抱える、一般的な症状ということができます。
 しかし、吃音は治るのでしょうか? 原因は何でしょうか? 身体障害でしょうか? それとも精神障害でしょうか? このように問われると、答えられる方は本当に少ないのではないかと想像します。

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2019年5月16日 (木)

総合教育技術2019年06月号

「総合教育技術2019年06月号」(小学館)

 今月の巻頭インタビューは、令丈ヒロ子さん。『若おかみは小学生!』などで有名な児童文学作家です。「今も昔も子どもの本質や悩みは変わっていない」「今こそ情報リテラシーの授業が必要」といった言葉が印象的でした。

 総力大特集は50ページ拡大版。テーマは「虐待、いじめをどう防ぐか 子どもを守る学校づくり」です。
 今年1月に発生した千葉県野田市の小4女児虐待死事件など、ここ2年で報じられただけでも多数の事件が発生しています。特集の冒頭では、それらの事件を分析し、その後有識者の提言や実践事例へとつなげています。

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2019年5月13日 (月)

段ボールはたからもの

「段ボールはたからもの 偶然のアップサイクル」島津冬樹:著(柏書房)

 誰にでも好きなものはあります。ただ、その好きの度合いは、人それぞれ。「好きで、好きで仕方がない」と言えるほど好きなものとなると、そうそう誰にでもあるものではありません。

 

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2019年5月 1日 (水)

なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか! ?

「なぜ「偏差値50の公立高校」が世界のトップ大学から注目されるようになったのか! ?」日野田直彦:著(IBCパブリッシング)

 本書は、36歳の若さで大阪府立箕面高等学校に、民間人校長として着任した著者による、学校改革のあゆみ(4年間)をまとめた本です。改革した本人による執筆というのは、ビジネス書の世界ではかなり一般的ではあるものの、教育界では珍しいのではないでしょうか。
 ではなぜ珍しいのでしょうか。
 まず、公立学校の場合、先生方は公務員ですから守秘義務があり、それゆえ書けないということがあるでしょう。実際日野田さんも、本書は、箕面高校を退職後に出版されています。
 次に、教育界によくある「それは、そちらの学校だから(●●先生だから)できたんですよ」という考え方の存在です。こうした意見は、研究発表会などでもよく聞かれます。他者の貴重な経験や知見を、その場特有の特殊事情がそうさせているのだと考えてしまうのです。

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