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2019年6月30日 (日)

実践教育法規2019

「実践教育法規2019 総合教育技術 増刊」(小学館)

 本書は毎年出されている、総合教育技術の増刊号です。書名の通り、教育法規全般をオーバービューしながら、時事的な話題も取り入れ、それぞれ実践的な解説を試みています。
 編集面で優れているのは、本書で取り上げられているすべての項目が見開き2ページで構成されていることです。しかも、ほとんどの解説には図版が設定されています。印刷も2色なので、ポイントが見つけやすい構成です。
 基本的には、学校リーダー向けの本だと思いますが、教員採用試験を目指す方にとっても役立つ内容があります。

 法規のところはもちろんですが、冒頭の「特別企画」が面接対策として役立つことでしょう。以下目次をご紹介します。

  1. 学校の姿が変わる――一貫校、遠隔教育、夜間中学など
  2. いじめによる自殺を防ぐために
  3. 子どもを虐待からどう守るか
  4. 増え続ける不登校の子どもを支援する
  5. 学童保育と子どもの放課後
  6. 外国にルーツを持つ子どもの教育
  7. 「行き過ぎた指導」と校則を考える
  8. 子どもの学習費と格差問題
  9. 教職員の働き方改革の動向
  10. 持続可能な社会の構築に向けての学校教育の課題

これらは本来、それぞれ1冊の本になるくらい、大きなテーマです。しかし、ここでは問題の所在を理解することに注力しています。
 学校リーダーの方は、これをきっかけに掘り下げて学ぶことが求められているでしょうし、採用試験を受ける方にとっては、今日的課題に無理なくアクセスすることができます。

 これだけ盛りだくさんで、1550円というのは、とてもお得だと思います。将来的には検索が容易な形で、デジタル書籍になると、さらに便利かなと感じました。

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