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2019年10月 7日 (月)

井上陽水英訳詞集


井上陽水英訳詞集」(講談社)

 タイトルこそ「英訳詞集」とはなっているものの、本書は、単なる訳詞集ではありません。トータルして300ページ以上に及ぶ本書の多くは、訳詞よりも、訳詞に至った考え方や、言葉についての感覚についてのお話で構成されています。
 著者のロバート・キャンベルさんは、日本文学の研究者として高名な方ですから、話題は井上陽水さんの歌詞だけの話題に留まりません。芭蕉の俳句だったり、若山牧水の歌だったり、幅広い日本文学が話題となっています。

 

 話題の中で最も興味深いのが、肝心の訳詞がどのように生まれたか、という部分です。日本語は主語を省くことが多いですから、英語にする場合、そこを補わなくてはなりません。たとえば、有名な「傘がない」の翻訳にあたって、キャンベルさんと陽水さんは、こんなやりとりをしていました。

続きは教職ネットマガジンにて

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