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2019年11月11日 (月)

こども六法

こども六法」山崎聡一郎:著(弘文堂)

 本書はタイトル通り、子供向けに書かれた法律(六法)の解説書です。このように説明すると、「子供向けの法律の解説? そんなの子供は読まないでしょう」とお感じになる方が多いと思います。
 法律の難しい文章は、たとえ易しく書き直したところで難しさはなくなりません。それに易しくし過ぎたら、今度は正確性の点で問題が起きることでしょう。そもそも、子供が法律に興味を持つとは思えません。
 しかし多くの方が抱くであろう、そうした疑問は、本書の巻末にある「大人向けのあとがき」を読めば、一発で氷解します。少し長いですが、その一部をご紹介しましょう。

 「法律はみんなのためのルールなのに、みんなにわかるように書かれていない」――そんな問題意識から、『こども六法』の制作は始まりました。念頭にあったのは筆者自身のいじめの被害経験でした。「小学生当時の自分に法律の知識があれば、自分で自分の身を守れたかもしれない」、そんな後悔に突き動かされて少しずつ形になっていった本です。
(中略)
 『こども六法』は、こういった課題の解決を目指した本です。「わたしは今、苦しい思いをしています」というSOSが子どもの側から発信されることを目指し、またそのSOSに根拠を持たせることで、SOSを受けた大人が積極的に問題解決に動けるようにする、それでも最初に相談された大人が問題を解決してくれなかった場合は他の大人にも助けを求められるようにすることが、本書の目的です。

続きは教職ネットマガジンにて

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