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2019年12月

2019年12月23日 (月)

ことばの教育を問いなおす


ことばの教育を問いなおす ──国語・英語の現在と未来 (ちくま新書)」鳥飼玖美子・苅谷夏子・苅谷剛彦:著(ちくま新書)

 本書は「ことば」を的確に獲得するための道筋を、各界の専門家が「対書」にて明らかにしようとした本です。
 「対書」というのは「対話」のような形式をとりながら、文章をやりとりすること。著者の鳥飼氏は英語教育の専門家、苅谷夏子氏は大村はまの実践の研究家、苅谷剛彦氏は教育社会学の専門家。それぞれの専門に基づく知見がやりとりされる中で、互いにインスパイアされ「ことばを獲得するとはどういうことか」ということが、深まっていきます。それゆえ、昨今の新書では珍しい、252ページという、なかなかの文章量であるにも関わらず、最後まで興味深く読み進めることができます。

 

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2019年12月17日 (火)

総合教育技術2020年01月号

「総合教育技術2020年01月号」(小学館)

 巻頭インタビューは秋田喜代美先生。教育関係の著書も多く、なじみのある先生かと思います。先般は、東京大学初の女性学部長に就任されたことで話題になりました。女性のキャリア形成と働き方について示唆に富むインタビューとなっています。

総力大特集は「新学習指導要領時代の特別支援教育」。多様性を尊重する学校を築くために必要なことを、識者の提言や座談会などで考えています。また、高め合い、支え合う学校づくりを進める全国の先進事例も。

特集2は「『職員室いじめ』その背景と対策」。神戸の事件の背景を探るとともに、管理職がすべきこと、してはいけないことを検証しています。必読なのは、特集巻頭の赤坂真二先生の提言です。「神戸の事件を『対岸の火事』とすることなかれ」は、事実が持つ迫力に満ちています。全国の管理職に、ぜひ届けたい文章です。

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2019年12月16日 (月)

思考法図鑑


思考法図鑑 ひらめきを生む問題解決・アイデア発想のアプローチ60」株式会社アンド:著(翔泳社)

 タイトルの通り、多くの思考法が基本的に見開き構成で、しかもカテゴリ別に紹介された「図鑑」です。思考法を図鑑にするという発想は、なかなか斬新ですし「そんなこと、可能なのか?」という思いもいたします。
 しかし、本書を眺めてみると、確かに図鑑になっていました。まずは目次をご覧ください。

  • 第1章 思考の基礎体力を高める(10種)
  • 第2章 アイデアの発想力を高める(12種)
  • 第3章 ビジネス思考力を高める(12種)
  • 第4章 プロジェクトの推進力を高める(13種)
  • 第5章 分析力を高める(13種)

 

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2019年12月 9日 (月)

暴走する能力主義

暴走する能力主義」中村高康:著(ちくま新書)

 教育改革が叫ばれるたびに話題になるのが「○○力」と呼ばれる「学力」。何らかの名詞に「力」を付けただけの「○○力」という言葉。これを使われると、なんとなく納得してしまいます。そういう力があるような気になるのです。
 本書は、そうした現象について社会学的な立場から批判的にとらえ、読み解いています。まずは目次をご紹介しましょう。

  • 第1章 現代は「新しい能力」が求められる時代か?
  • 第2章 能力を測る ――未完のプロジェクト
  • 第3章 能力は社会が定義する ――能力の社会学再考
  • 第4章 能力は問われ続ける ――メリトクラシーの再帰性
  • 第5章 能力をめぐる社会の変容
  • 第6章 結論:現代の能力論と向き合うために

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2019年12月 2日 (月)

スクールプランニングノート 2020


スクールプランニングノート2020 A (小学校教師向け)

スクールプランニングノート2020 B (中学・高校教師向け)

 毎年おなじみ、先生向けのスケジュールノート、スクールプランニングノート。この分野、類似のノートが数多く発売される中で、市場を切り開いてきた元祖と言ってもいい存在です。先生方への認知も定着してきたのではないでしょうか。
 今年は「事務版」が追加され、2020年度版は5種類のラインナップとなりました。

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