教育書

2018年5月27日 (日)

平成30年版管理職試験

「管理職試験 演習問題と対策 2018年6月号総合教育技術増刊」教育論文研究会:編著(小学館)

 本書は書名の通り、学校の管理職を目指す人を対象にした、試験対策の本です。では、試験を受ける人以外は無関係かというと、そうでもありません。
 それは、昨今の現場で話題となる教育課題について、普遍的なものから今日的なものまで、幅広く、しかも端的に網羅しているからです。しかも、試験対策ですから、それらの課題についての対策も書かれています。

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2018年5月 7日 (月)

スクールプランニングノート公式ガイドブック

「スクールプランニングノート公式ガイドブック」スクールプランニングノート制作委員会:著(学事出版)

 先生専用のスケジュールノートという分野を切り開いてきた「スクールプランニングノート」。本書は、その活用法を、事例中心に紹介した「ガイドブック」です。言い換えれば、こうしたガイドブックが発行できるほど売れているスケジュールノートなのでしょう。類似のスケジュールノートが次々と発売される中で、これがすごいことです。

 以下は本書の目次です。スクールプランニングノートを実際に使っている先生方が多数、校種もまんべんなく登場し、それぞれ自分に合った活用法を紹介しています。

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2018年5月 1日 (火)

教師の文章

「教師の文章」宇佐美寛:著(さくら社)

 本書の帯には、タイトルに続けて「その著しい劣化を許しておけない」と書いてあります。さらには、本書の前書きに当たる「序」は、次のように書き出されています。

 教育関係の雑誌を読む。
 大学教師たちの文章の劣化は、まことに甚だしい。ひどいものである。
 部分相互が矛盾していて、整合的なすじが無い。論旨が飛躍していて、それをつなぐ証拠の事実が無い。主張の力点が不明で、何を言いたいのかわからない。定義されていない(あるいは定義し得ない)抽象語が連なり、主張の真偽を確かめ得ない……

これに続き、国語科教育の世界で有名な雑誌、「教育科学国語教育」(明治図書)に掲載された大学教授の文章批判が展開されています。

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2018年3月12日 (月)

PBIS実践マニュアル&実践集

「ポジティブな行動が増え、問題行動が激減! PBIS実践マニュアル&実践集」栗原慎二:編著(ほんの森出版)

 PBISとは、「Positive Behavioral Interventions and Supports」の略称で、通常「ポジティブな行動介入と支援」と翻訳されています。教職ネットマガジンでも、これまでPBISに関わる記事をいくつか掲載して参りました。

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2018年2月19日 (月)

まんがで知る教師の学び3

「まんがで知る教師の学び3━━学校と社会の幸福論」前田康裕:著(さくら社)

 タイトルが「まんがで知る教師の学び3」となっている通り、本書は「「まんがで知る教師の学び」シリーズの第3弾です。教職ネットマガジンでは、これまで「まんがで知る教師の学び」「まんがで知る教師の学び2」ともにご紹介して参りました。
 シリーズになる理由はずばり、人気があるからです。つまりよく売れた本ということ。けれども多くの場合、シリーズがカウントアップされていくにつれ、内容は希薄になってしまうことが多いものです。

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2018年2月17日 (土)

U-40教育技術 VOL.4

「U-40教育技術 VOL.4 2018年 03 月号 [雑誌]: 総合教育技術 増刊」(小学館)

 本書は「30代前後の小中学校教師に贈るライフデザイン&オピニオンマガジン」と銘打たれた、総合教育技術誌の増刊号。「vol.4」となっている通り、今回で4回目の刊行となった人気シリーズです。
 今号のテーマは「学校の働き方改革」です。多忙化が限界を迎えていると言われる学校現場。識者の言葉がメディアを賑わしている中、本書の特徴は、その真っ只中にいるU-40世代の教師15人が執筆していることです。まず、このことだけで読む価値があると言えるでしょう。

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2017年12月25日 (月)

学級づくりで鍛える

「名著復刻 学級づくりで鍛える」野口芳宏:著(明治図書)

 本書は1988年に明治図書新書として刊行された教育書です。「新書」ということですから、通常の教育書よりも数多く発行されたことでしょう。それが今、装いを新たに刊行されたと言うことは、それだけ価値がある本だということが想像できます。
 その予想通り、本書のまえがきには、次のような文章がありました。少し長いですが、重要な部分なので引用します。

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2017年6月21日 (水)

実践教育法規2017

「実践教育法規2017 総合教育技術2017年07月号増刊」(小学館)

 毎年発行されているこの増刊、今回はいつものすぐれた内容に加えて、非常に熱い「巻頭言」が印象的でした。

 本書は雑誌の増刊号ですから、ほんとうは「巻頭言」は存在しません。それでも冒頭の章は「最新情報」として位置づけられ「学習指導要領と学力調査を使いこなそう」というタイトルで、見開きの短い文章が掲載されています。
 この文章は短いですが熱いです。学習指導要領については、文言の意味が取りにくいことを指摘し、学力調査については、結果が目的になりかねない構造的な問題を含んでいると指摘しています。
 このように書くと、否定的な文章であるように感じるかもしれませんが、そうではありません。そうした懸念点を抱えつつ、現場において、学校リーダーや管理職はどう考えればよいのかという視点を示しています。これはなかなか読み応えのある文章でした。

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2017年6月14日 (水)

親が知っておきたい学校教育のこと

「親が知っておきたい学校教育のこと1」赤堀侃司:著(ジャムハウス)

 昨今では、学校についての話題はしばしばニュースになります。けれども、お子さんを小学校に預ける保護者の方にとっては、「自分たちの学校時代とは結構違うなあ」という印象で、案外分からないことが多いのではないでしょうか。
 実は先生方も同様で、先生方にとっては自明のことでも、保護者の方にとっては分からないということが、案外多いのではないでしょうか。本書は、そうした「分からないこと」をできるだけ列挙し、その背景や理由を説明しています。
 挙げられている問いには、現代的なものもありますが、多くは普遍的なものです。本書では、その問いがそのまま目次となっています。

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2017年6月12日 (月)

資質・能力と学びのメカニズム

「資質・能力と学びのメカニズム」奈須正裕:著(東洋館出版社)

 2017年3月末に次期学習指導要領が示されたことを受けて、学習指導要領関連の書籍が多数発行されています。本書の著者である、奈須先生は学習指導要領検討の前提となる、中央教育審議会(以下中教審)の委員を務めた方です。それだけに、本書は、今回の学習指導要領がどういった経緯でできてきたものなのか、というところからちゃんと書いてあるというところが特長です。

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