対談・往復書簡

2012年9月24日 (月)

日本文学ふいんき語り

「日本文学ふいんき語り」麻野一哉/飯田和敏/米光一成:著(双葉社)

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2011年2月25日 (金)

世にも美しい数学入門

「世にも美しい数学入門」藤原正彦/小川洋子:著(ちくまプリマー新書)

本来なら、私が絶対に手にしない類の本ですcoldsweats01。タイトルは数学だし、著者の一人は藤原正彦さんだし。「国家の品格」を初め、著書は何冊か読みましたが、なんだかいつも怒っている印象の学者さんです。

それでも読もうと思ったのは、やはり小川さんが書いていること。「博士の愛した数式」は、印象的な作品だった上に、作者本人がその作品について数学者と語るというのは、やはり興味をそそられます。さらに小川さんが書いている「まえがき」も魅力的でした。

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2010年10月27日 (水)

こころと脳の対話

「こころと脳の対話」河合隼雄/茂木健一郎:著(潮出版社)

河合さんの対談本は、数多く出版されており、いつもその示唆に富んだ話に感銘を受けています。中でも「村上春樹、河合隼雄に会いに行く」は、私にとってのベスト1です。村上さんの作品の中でもっとも好きな、「ねじ巻き鳥クロニクル」が主たる話題になっているというのが、その主な理由ですが。

本書はそれに比べると、文字数も少なく、気軽に読める内容になっています。しかし、内容が薄いということではありません。本書の帯には、うまいキャッチコピーが書いてありました。
 「脳」は「悩」を救えるか!?

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2010年10月18日 (月)

小川洋子対話集

「小川洋子対話集」小川洋子:著(幻冬舎文庫)

出版界には、「対談は安易な出版企画」という考え方があります。有名な人を二人呼んできて話をさせれば、それなりに書籍として成立するからです。著者としても、書くよりは話す方が気楽ですし。
しかもやっかいなことに、「安易=つまらない」ではありません。むしろ面白い本が多いくらいです。このブログでも、「対談・往復書簡」というカテゴリを設けるほど、多数取り上げました。まあ、要するに私は対談が好きなのですcoldsweats01

本書の魅力は、「小川洋子さん」と「対話」という、ある種のミスマッチにあります。寡黙なイメージのある小川さんが、だれと、どんな話をするのでしょうか。期待に違わず、とても面白い本でした。

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2010年8月 6日 (金)

父として考える

「父として考える」東浩紀・宮台真司:著(NHK出版生活人新書)

雑誌や新聞の書評で本書を見かけ、早速購入しようと書店で本書を見たとき、正直「う~ん」と思いました。帯がカラーなのはよいとして、そこに写っているのは、お世辞にもフォトジェニックとは言えないおじさん二人。しかも二人とも微妙な表情。そもそも世代も主張も異なる二人が、対談など、しかも「父として」語ることなどできるのでしょうか。

とはいえ、論客としての東さんには少なからず注目していたこともあり、よく中身を見ずに購入してしまいました。結果的にそれは非常に正しい判断でした。

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2010年4月12日 (月)

科学文明に未来はあるか

「科学文明に未来はあるか」野坂昭如:編著(岩波新書)

いま書店に行くと、毎週のように新刊が並んでいます。しかも店頭に並ぶのは、そのうちのごく一部だそうですから、本当に大量の本が新しく刊行されているわけです。これだけ多数出版されれば、当然興味の向きにあった本があるわけで、これまでの読書は、どうしても新刊中心になっていました。

そんなとき、書店の片隅で本書を見つけました。もう「科学文明」というタイトル自体が古めかしい感じです。発行年を見ると、やはり1983年でした。ところが扱っている中身や問題意識は、今でもまったく古くありません。むしろ今読む必要性を感じました。

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2010年3月24日 (水)

インテリジェンス武器なき戦争

「インテリジェンス 武器なき戦争」手嶋龍一:著/佐藤優:著(幻冬舎新書)

なんとなく私の読書は、4~5冊同時並行で読んで行くというスタイルが定着しています。購入した順にきちんと読みたいと思ってはいるのですが、つい興味の向きから読んでしまうので、どうしてもこんな読み方になってしまうのです。こうした読書法を積極的に推奨している方もありますが、私はあまりお勧めしません。読みかけ状態のまま何年も放置される本が出現してしまったり、同じ本を複数買ってしまったりして無駄が多いからです。

本書もそんな「放置された一冊」。読み始めたのは、2年ほど前なのですが、つい最近読了しました。けれども結果的に、今読むのがベストの本だったなあと思っています。

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2010年3月19日 (金)

未来への周遊券

「未来への周遊券」最相葉月:著/瀬名秀明:著(ミシマ社)

本書は、ノンフィクションライターの最相さんと、作家であり薬学博士である瀬名さんの往復書簡。といっても、もちろんプライベートな手紙のやりとりではなく、産経新聞の企画なのだそうです。産経新聞には「往復書簡」というシリーズがあって、著名人による手紙のやりとりが掲載されていて、すでに何冊も書籍化されているとのこと。恥ずかしながら、まったく知りませんでした。

そもそも本書を知ったのは、行きつけのJ書店の店頭で、派手にディスプレイされていたからです。二人とも私の好きな作家ということもあり、立ち読みもせず購入してしまいました。とはいえ、書評などで知った本でもないのに、中を1度も空けずに本を買うなど初めての経験。書店から帰宅する電車の中で、ちらっと読み出すと、あまりの面白さに止まりません。あやうく電車を乗り過ごすところでした。

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2009年12月 7日 (月)

ぼくらの頭脳の鍛え方

「ぼくらの頭脳の鍛え方 必読の教養書400冊」立花隆/佐藤優:著(文春新書)

いやあ、もうなんと申しましょうか、ものすごい本と出会いました。本書のページ数は、新書にしてはかなり多めで326ページもあるのですが、あまりの面白さに、一晩で読んでしまいました。いや、「面白さ」というのは、ちょっと正確ではありません。もったいなくて読むのが止められなくなる感覚です。それほど衝撃的な本でした。

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2009年10月12日 (月)

バカヤロー経済学

知識ゼロから始める バカヤロー経済学」竹内薫著(晋遊社)

竹内さんは、テレビなどでよく見かける科学作家です。私は、以前もご紹介しましたように、難しい中身をわかりやすく説明するのに長けた方だと思っています。その竹内さんが、表紙の写真そのままに「小学生になったつもりで」経済学を学ぶ、という企画が面白そうだったので、つい購入してしまいました。

ということで、軽く読み始めましたところ、意外にも本書は単なる経済学の本ではありませんでした。いや、もしかすると、経済学とはこういうものなのかもしれませんが。

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